よぉっしゃゃゃああああーーーー!!今日のメシはステーキじゃあーーーーー!!!
と、東京にいたら絶対に言わないことでも、沖縄にいたらつい海に向かって腹の奥底から叫んでしまいます。
南の島の開放感が、日頃のうっぷんとステーキへの欲望を明るみに出してしまうのかもしれません。
沖縄で食べたいものはイロイロありますが、ステーキもやっぱり外せないひとつ。アメリカとの関わりの歴史や県民の好みなど、絡み合ったさまざまな要因があると思いますが、ステーキはポピュラーな食事なのです。
那覇ならジャッキーや88、沖縄市ならOK、玉城ならチャーリーとか各地にステーキが食べられる有名な店があります。
ちなみに僕は大学時代は沖縄で5年間をすごした、東京生まれOKINAWA育ち顔の濃い奴はだいたい友達ですが、その間にステーキを食べたのは15回も無いというモグリです。でも地元はステーキ戦争真っ只中の八王子です。
話が横道に逸れましたが、沖縄本島の中でもステーキ激戦区である那覇を中心に勢力を拡大するお店かあります。それがこちらのやっぱりステーキ。
全国的には、最近は「ひらがな+ステーキ」といえば、いきなりステーキですが、関係なければオマージュでもない全然別の店舗です。
やっぱりグループは、カウンター6席の小さな店舗からスタートし、コスパの良さと手軽さから県民の胃袋と支持をガッと掴み、1年でフランチャイズ合わせて12店舗を展開するまでに急成長。
今回は国際通りにある4thに行ってきました。やっぱりステーキのすごいところは、やっぱり何と言ってもその価格。200gで1000円ってのはステーキとしてはかなりお手頃なんじゃないでしょうか。1キロステーキ3990円の字面が強い…。
会計は食券式。チケットを買ったら、自分で席を見つけて座ります。全メニューにライスとサラダとスープがついているので、これもセルフスタイルです。
マカロニサラダと玉子スープを食べながら、200gステーキを待ちます。
5分ほどで到着。熱々の鉄板からのハネを防ぐためにキッチンペーパーが爪楊枝で刺してあります。
ご開帳〜〜!!!
これが沖縄でグイグイ来てるやっぱりステーキだ!!
豪快!肉のカタマリ!溢れ出す汁!
サイズがかなりあって、これもしかすると200g以上あるんじゃないってボリューム。これで1000円ってのはすごい。
肉の断面はどうでしょうか。間違いない、惚れ惚れするような厚み、赤身の美しさです。脂はほどほどで、ずっしりとした弾力がありそうな肉です。
ソースは沖縄の定番A1ソースのほか、しょう油や酸っぱい柑橘系のソースもありました。どれにしようかな…。
鉄板がジュワーッとしているうちに手早くカットしていただきましょう。見よ、この神々しい肉を!
食べてみると、こ、これは……!
口を動かしてると「肉、食ってるわー」とテンションが上がってきます。ガシガシと分厚い肉を噛みちぎることで生まれる、人間の本能にインプットされた根源的な喜び。
味わいは脂が少ない分、さっぱりめ。旨みは噛めば噛むほど広がるので、キャッチ&ゴクリではなく、キャッチ&バイト&バイトでお願いします。外側だけ焼き上げることで、じわじわと肉本来の旨みが奥の方から溢れてきます。
噛み疲れの向こう側に行けた者だけが、やっぱりステーキの美味しさの真髄に触れることができるのでしょう。
ちょっとA1ソースとかを絡めて肉にかぶりつく。やっぱりうめえーー!やっぱりステーキってうめー!
沖縄に行ったらぜひ試してみてください。
◆やっぱりステーキ 4th 国際通り店
那覇市牧志3-12-4 高良ビル2F
098-867-2929
11:00〜翌3:00
無休
https://yapparigroup.jp/
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