キングダムにハマって秦の都があった西安に旅行した話①深セン→現地到着

もう去年の話なんですけど、しばらく『キングダム』をすごい読んでいた時期があって、史跡巡りでもしようかと中国まで行ってきました。

その時のことをブログに書いてなかったので、今後しばらく海外旅行が難しい状況になりそうな今、思い出しながら書いてみようと思います。旅行そのものでまず1回、思い出しながら書いてもう1回、2度おいしいスルメ的な楽しみ方で、やってく所存であるわけで、ございます。

この旅で選んだ経由ルートは日本の出発地→香港→西安。航空券を探してみると中国東方航空の香港〜西安便が往復15000円程度でお得だったので、この便を中心に旅程を組もうと思いました。

香港は何度か遊びに行ったことがあるので、何か変化が欲しいところ。対岸にはIT先端都市的なイメージを確立しつつある深センがありますが、個人的にIT系業界で生きる身ながら未経験だったので「これだ」と。

変わったところでは名古屋〜深センで(当時は)春秋航空が飛んでいたので、これで深センに飛び陸路で香港空港へ移動してから西安に行くことにしました。

22時40分にセントレアを出発し、現地時間2時に深センに到着するフライトです。

東京から出発する便はわりとすぐに市街地を離れるイメージがありますが、セントレア便はしばらく夜景を見ることができました。

夜中に到着した後は、すったもんだで市内中心部に出て、朝まで時間をつぶしました。

深センには西安に出発する前の1日半滞在しましたが、個人的には中潜潜水世界っていうサウナが最高でした。ここは本当に居心地が良すぎた‥。

深センからは陸路で香港空港へ向かいます。

中潜潜水世界のある桃园站(桃園駅)から路線バスで湾口岸の出入境検査場経由で空港に。

百度地图

百度地图のナビによると、この時間帯はこの湾口岸ルートの香港入境が早いそうです。

中国出境が完了したらバスを乗り換え、深圳灣大橋を渡っていきます。

それにしても西安旅行は1年近く前になるんですけど、世界はまだ香港デモも新型コロナウイルスも知らない時代ではるか昔のことのようですね…。

この旅では空港へ直行でしたが、時間があれば香港でもゆっくりしたかったですね。次こそはGET WILDロケ地巡りをしたいと思います。

深センを出発してから2時間半くらいで香港国際空港に到着しました。

それにしても香港空港の広いこと。中国東方航空に乗ります。

飛行機に乗って、3時間ちょっとで西安咸陽国際空港に到着!

秦の都があった咸陽が名前にあった西安国際空港。それもそのはず、この空港が実際にあるのは西安の隣・咸陽市なんです。東京国際空港が千葉県成田市にあるようなものでしょうか。

空港はかなり大きくて、西安が都会かつ観光都市であることを窺わせます。まあ、西安市だけで1200万人が住んでる規模ですからね。

中国の大きな空港に行けばどこにでもある味千拉面や無印なんかもありました。

策士っぽい人物の銅像もあります。中国の歴史気分が高まります!

西安の市街地に出るまでちょっと時間がかかりそうなので、空港の中で軽く食事をすることに。

水餃子的なお碗です。深センに比べると値段が半額以下でした。35元だったかな。

味わいも沿岸部の都市とはちょっと違った感じで、スパイスやパクチーなどが使われたエスニックな味わい。シルクロードの起点になる都市なだけあって、中央アジアのエッセンスが入っているんでしょうか。

腹ごしらえを済ませたので、GTC(地面交通中心?)に移動して、西安中心部に行くのバスに乗ります。

自動のチケット販売機は外国人が利用できないようだったので、カウンターで西安に行きたいと伝えます。

まだ街のつくりも位置関係もわかってないので、とりあえず西安駅に行くことにします。「西安火車站」行きのバスは1時間に何本かあるそう。

中国では高速鉄道(高鉄)の駅が中心部の外れにあって、昔ながらの駅が町の中心にある都市が多い感じがします。日本の地方都市的な感じでしょうか。

座席数が決まってるはずですが、出発の結構前から並ぶみなさん。いい席が目当てなんですかね。

古くも新しくもないごくごく普通の2列シートのバスです。

電話で話してる人が多く、車内はかなりにぎやかです。私の隣は下北沢あたりいそうなオシャレな若い中国のお兄ちゃんが1人で座っていて、静かでした。

羽田空港から東京駅くらいの距離感かなと思えば、さにあらず。ここは中国、スケール感が全く違いました。

百度地图によると、西安駅までは直行バスで1時間50分!めちゃくちゃ遠いですね。

百度地图

バスは高速道路をひた走ります。地図を見ていると現在地が動いていくのが楽しい。

日もとっぷり暮れていました。終点の西安火車站が近づき、テンションが上がっていた頃、突如バスが道の真ん中で止まり、動かなくなってしまいました。

外を見るとちょうど西安名物の城壁をくぐったところ。駅までもあと200mやそこらです。

しばらく待っていて周りの中国人の乗客も次第にざわつき始め、10分ほどすると皆バスを降りていきます。一体何が!?

中国語はわからないんですが、後ろに座ってたおばちゃんが降りたほうがいいよ的なことを言ってくれた気がしたので、ついて外へ。

状況からするに、乗っていたバスがおっちゃんが乗った自転車と接触事故を起こしたようです。おいおい、大丈夫かいと思っていると運転手さんとおっちゃんがめっちゃ口論していました。

マジか、こんなこと起こる?と思いながら歩いて西安駅へ。

百度地图で予約してたホステルまでの道のりを調べて、バス停へ。

便利すぎてスマホが手放せませんが、心配なのは電池。香港空港で満タンにしてから来ましたが、20%を切っています。

最寄りのバス停で降りてホステルを探すも、完全に住宅街っぽいエリアでそれっぽい建物がありません。

団地の入口にあった管理事務所でそれっぽい人に筆談で聞いたり、写真を見せたりしても、帰ってくる返事と言えば

「没有」

ばかり。ホステルの予約はGoogle系のサービスで管理していて、場所もGoogle Mapで星をつけてましたが、位置が違うんでしょうか…。

これは困った。一応、記載されていた連絡先にメールを送るも英語でやりとりできるかもわからず。

バスを降りて1時間ほど探すも、結局ホステルは見つからず、そうこうしてるうちに充電がゼロに!スマホには地図アプリもGmailも(VPN入れてます)、そしてなによりWeChatPayも入ってるため、大げさでなく充電切れ=全ての活動が不可能になります。

駅のそばにスタバがあったから戻ってWifiを使うか、それとも電池切れ直前にメモった住所(英語表記)を頼りにもう少し探索を続けるか…悩みます。ただ、スマホを充電するだけなら近くの食堂でもいいんじゃないかと思い、目についた店に入りました。

空港で軽く食事をしてから4時間以上経ってますし、小腹も空きました。あと夜でも結構暑いので喉も乾いています。

完全に地元民しかおらず不安でしたが、ビールと料理を頼んで充電したいと身振り手振りしてるとOK、OKと。若いフレンドリーな店員さんでした。

スマホ復活!

地元で作ってるらしいHANS(汉斯干啤)というビールです。青島ビールの傘下?なんだとか。

他のお客さんが食べてた麺料理もいただきました。

牛肉の塊とジャガイモがゴロッとのって、麻辣系でコクのあるベースにコショウとパクチーでまとめたこの麺料理、何かわかりませんでしたがすごい美味しかった!

結局この食堂には西安滞在中は毎日通うことになるんですけど、結局最後まで何て言う料理かわかりませんでした。でも安かった。ビールと一品料理を頼んでも20元とか。

ホステル見つからない問題は、英語ができる管理人さんの娘さんからメールが来て、地図の場所が合ってることを確認した上で、お母さん(管理人)と待ち合わせに成功。

無事に到着できました。

Booking.com

滞在中はこの西安故里驢友驛站(シーアン ホームタウン ホステル)という宿に泊まりましたが、ここも最高でした。

1泊1500円くらいで、お母さんはとても親切。私がいた間は他にお客さんがいない日が多く、かなり快適に過ごしました。

部屋はかわいい感じ。すごくキレイです。

移動と歩き疲れて、お母さんとのスマホ翻訳のやりとりもそこそこに部屋に。明日は朝、近くのおいしい食堂に連れてってもらう約束をしました。

深センで買った白酒(よく飛行機持ち込めたな)をひと口飲んで、すぐに眠気が。翌日の予定を立てる間もなく寝落ちしてしまいました。

さあ、明日からは西安本番です。