オンライン飲み会専用デリバリー「nonpi foodbox」を初体験した感想

新型コロナウイルスが拡大するなか、東京を中心にリモートワークを導入する会社が増えているそうです。

物理的なオフィスに出社する必要がなくなれば、同僚や上司と直接顔を合わせる機会も減りますが、ネット上ではそれに伴って「会社の飲み会」がなくなったことを歓迎する向きがあるようです。

ところが、そうなるとこの騒ぎ以前であればDPZ(おもしろネタがたくさんある人気サイト)のネタだったはずの「オンライン飲み会」なる現実離れしたイベントが市民権を得ることになりまして、自粛期間中だから断る理由も見つからず、用事を言い訳にした早抜けも難しい、という新たな問題が浮上するわけです。

新しいニーズがあれば新しいソリューションが生まれてくるというのが、今日的なネットサービスの形であって、その裏にはNetflixで評判の韓国ドラマ「スタートアップ」的な熾烈な競争の世界があるということなんですけど、会社で行うオンライン飲み会向けにもこんな便利なサービスが登場しています。

ケータリングや社食事業を展開する株式会社ノンピが手がけるnonpi foodboxです。

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このnonpi foodboxは会社のオンライン飲み会に参加する人の自宅まで、食事と飲み物を直接届けるサービス。8月のサービスローンチから、これまでに1000社以上が利用し、オンライン忘年会利用の予約が殺到しているといいます。

友だち同士のカジュアルなオンライン飲み会であれば、めいめいが好きに食べて飲んで楽しく喋ればいいと思うんですけど、会社負担の飲み会となると準備が大変。食事や飲み物を手配するのも、後から費用を清算するのも面倒な仕事になります。

なので、一度に全員分の食べ物とドリンクを手配できるというのは幹事さん的にはとてもラク。参加者も飲み物を選んで届け先の住所をウェブ上で記入するだけと負担が小さいようです。

飲み会の幹事はnonpi foodboxのサイト上から、日付と人数、プランを決定して注文します。プランは値段や内容によって3000円からの設定。3500円〜4500円前後が一番メニューが多い価格帯で、会食や接待にも使える9000円のプランもあります。

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参加者は、開催日が決まった後で幹事から送られるURLのリンクに飛んで、年齢確認や個人情報、配送日などを記入すれば準備完了。

この時に、選べるドリンク 3本セットも好みのものをチョイスします。ビールセット、ビールとチューハイが一緒になったセット、ソフトドリンクのセットがありました。

なお住所があれば届け先は家以外でも大丈夫です。前に出張先のホテルを指定したら、問題なくセットが届きました。

nonpi foodboxはこのくらいのサイズのダンボール1個で届きます。IT系の人がインタビューの時によくやる“ろくろポーズ”よりひと回り大きいくらいでしょうか。

早速開けてみましょう。一番上にはセット内容を記したメニューが入っています。

おつまみを出すと、下にはビールセットとリゾットが隠れていました。

ビールは一番搾り、スーパードライ、よなよなエールと、とりあえずなんか引っかかるだろ的な(←失礼)全方位カバーしたラインナップ。

フード内容は今回はこんな感じです。

ピンチョス4本セットは、左から鴨スモーク・ズッキーニ・ペッパードロップ、タンドリーチキン・ブロッコリー・チーズ、砂肝・パプリカ・ミニオクラ、ミートテリーヌ・パプリカ・オリーブです。

おつまみアラカルトは以下の通り。メニュー表より。

ペコロスの香草オーブン焼き
プロシュートとカッテージチーズとドライパイン
フライドブロッコリー
スモークサーモンと紫キャベツのマリネ
コロコロチーズ揚げ
ローストビーフとキャロットラペ
スモーク鴨とチーズとオリーブのマリネ
エビとホタテのビスクソース
ハニーカシューナッツ

少量ずつですが、おつまみが9種類も揃っていて、どれも凝ったメニュー。自分で1人分だけ調理できるバリエーションではないので嬉しいですね。

料理はボリュームこそ多くありませんが、どれも工夫されていて食べる人を飽きさせません。ただ、冷たいまま食べる前提のメニュー内容だと思うんですけど、ものによっては「冷たくて味気ない」と言ってる人もいました。

小分けになってるので面倒っちゃ面倒なんですが、そんな時は適当に自分で温めれば問題ないんじゃないかなと思います。

お酒をよく飲む人であれば、セット内容の飲み物だけでは足りずに自前ドリンクに突入することになりますが、ゆっくり話をしながら飲んでいれば、意外と3ほんでいい時間になるのかなって肌感でした。

終わらないオンライン飲み会のイラスト(男性)

オンラインでの飲み会は終わりのラインを引いておかないと、いつまでも抜けられないイベントになる可能性も。全員が泥酔する前に、ほどよいところで締めにかかりましょう。

料理の締めとして同梱されているリゾットは、終わりの合図としても活用できます。参加者それぞれがレンジで温めるブレイクが入ると思いますので、ひと区切りにしやすいんじゃないでしょうか。

至れり尽くせりで会社のオンライン飲み会も楽チンになるnonpi foodbox。すごく練られたサービスでとても良かったです。

いつもビールセットを頼んでしまうので、次はチュウハイが入ったやつにしてみます。