西面「ケミチプ」で釜山名物の絶品ナクチポックンを堪能してきた

韓国にはナクチポックン(ナッチポックン)という料理がありますが、ソウル周辺と、南部の釜山では同じ名前でも全然違う食べ物を指します。釜山でナクチポックンというとタコや野菜を煮込んだ鍋料理が有名です。

今回は、釜山市内に3軒を構えるケミチプ(看板の日本語表記は「ケミチブ」)の、日本人観光客も多く訪れる西面店に行ってきました。ナクチポックンは甘辛くて絶品、日本人の舌に間違いなく合う味でしたよ。

ナクチポックンってどんな料理?

ナクチポックン(ナッチポックン)というのは、テナガダコを唐辛子味噌や野菜、ニンニクで煮込んだ釜山の名物料理です。

「ナクチ」=テナガダコ、「ポックン」=炒める、という料理名ですが、炒めるというよりは、鍋でグツグツ煮込むスタイルの料理になっています。

手長タコだけでなく、ホルモンやエビが入ったものもあります(韓国語の料理名も微妙に変わります)。ホルモンもおいしいんですよね。

このナクチポックン、韓国でも地域によって全然違うメニューになります。

釜山のナクチポックン鍋料理でしたが、ソウルで注文すると、韓国語の名前通りタコを唐辛子で炒めた料理が出てきます。だから釜山の鍋料理をイメージしてソウルで注文したら、届いた料理を見て「違うの出てきた!」ってならないよう注意しましょう。

ちなみにこの炒め物、韓国で一番辛い料理と言われる激辛料理で、現地の人でも食べられない人がいるんだとか。

今回訪問するケミチプだけではなく、釜山で注文するとどこに行ってもタコと野菜を煮込んだ鍋料理のはずです。

メニューや看板に「낙지볶음」と書いてあれば、それがナクチポックンなので、ふらっと立ち寄ってみてもいいですね。

ガイドブックや日本語のサイトに載っていないお店でも、食べてみたら安くておいしい!っていうお店はたくさんありますよ。

西面のケミチプは24時間営業

ナッチポックンの有名店・ケミチプは釜山に3軒を構えており、西面のほか、南浦洞や釜山タワーの近くにも店舗がありますね。

西面店は24時間営業で、日本人観光客もたくさん訪れるお店。赤い看板が賑やかな一角でひときわ目立っています。

韓国旅行の楽しみと言えばグルメですが、24時間営業なら自分の行きやすいタイミングで日程に組み込めて良いですね。みなさん、西面では朝から行くべきはロッテホテルのカジノではなく、ケミチプですよ笑。

さて、西面駅から歩いて5分くらい、西面市場の先にあるのが赤い看板が目印のケミチプ。日本語の表記があって、かわいい感じのキャラクターも描かれていますね。

午前中はまだそれほどお客さんが多くないようで、店内ものんびりした雰囲気。とはいえ、僕がいる間にも日本人観光客は何組かお店に入ってきていました。

さすがに日本人慣れしているのか、お店の方は簡単な日本語が通じました。

ケミチプのナクチポックンは4種類

ケミチプのナクチポックン(テナガダコの炒めもの)は4種類。

  • テナガダコの炒めもの ₩8,000
  • テナガダコと海老の炒めもの ₩9,000
  • テナガダコとホルモンの炒めもの ₩10,000
  • テナガダコとホルモン、海老の炒めもの ₩10,000

一番高くても日本円で1000円以下ということで、旅行中の食事としてはリーズナブルです。ご飯は追加トッピングには書いてなく、「ご飯いる?」と聞かれて「ちょうだい」って言うと持ってきてもらえるようです。あと、辛さの要望も聞いてもらえるみたいですね。

大人数で食べたい鍋料理は、「コプチャンときのこの寄せ鍋」と「プルコギとテナガダコ、きのこの寄せ鍋」がありました。どちらも小₩3,000からの値段設定。

おかわり自由のおかずです。キムチと海苔、小魚と野菜の4品でした。海苔がめちゃくちゃ美味しい。いつも思うんですけど、現地のお店で食べる韓国海苔美味しすぎるんですけど、同じ種類のもの日本でも売ってるんですかね。

飲み物はソフトドリンクが ₩2000、ビールと焼酎が ₩4000です。₩2000ってことは日本円で200円以下ってことですからね(2019年6月時点)。

さらりと飲める韓国ビールらしい味わいを楽しみながら、ナクチポックンを待ちましょう。

完成までは店員さんが調理

料理はテーブルにカセットコンロと一緒に運ばれてきます。できあがるまでの調理も、基本的には店員さんがやってくれるようです。

真っ赤なスープでグツグツ。店内を見回るおばちゃんが目を光らせ、今だ!というタイミングで手際よく混ぜわせたり、火を調整したりしてくれます。

ちょっと前に「ラーメンがシメに最高だって」と聞いたので、この日は追加トッピングで頼んでみたのですが、

「ご飯を食べてから持ってきてください」

なんて僕の語彙力で伝えられるはずもなく、最初から入ってしまいました。

ええ、そりゃ一緒に食べてもおいしいですよ。でも、最後に残ったスープでいただきたかったじゃないですか、本音を言えば。

気を取り直して、いただいてみましょう。

日本人好みの味で絶品すぎる

むむ、何かであまり辛くないって書いたあった気がしましたが、これは結構辛い。…でも、ウマい!

海鮮のダシたっぷりで、甘辛くコクのあるコチュジャンの味わい。これは日本人の舌にはすごく合う気がします。

韓国では地元の人向けの料理屋さんは、ダシ一本勝負みたいなタイトな味付けのところも多いんですけど、ここはさすが日本人観光客が多いだけあって、わかりやすいおいしさ。きっと大好きな人も多いはず。

当然ながら、ご飯との相性は全地球レベルで半端ないです。甘辛い野菜と汁がご飯をたっぷりとご飯にかけて食べると、もう手が止まらない!

これはいいですね。このナクチポックン丼が新大久保で食べられれば週1でいきたいです。

海苔が普通なのがちょっと残念かな、と思ったのですが、あえておいしすぎない海苔を使うことで、ご飯とスープをしっかりと楽しめるようにしているのかも、という気もしました。

なんにせよ、ケミチプのナクチポックン、本気で絶品でしたよ。釜山旅行に行く人は必ず一度は訪問するエリアだと思うので、興味がある人はぜひ立ち寄ってみてください〜。

ケミチプ 西面店
釜山市釜山鎮区釜田洞240-5
부산광역시 부산진구 부전동 240-5
051-819-8809
24時間営業
無休

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