この時期、外でBBQをしたりキャンプをしたりする機会も多いのでは。
アウトドアではよく冷やした缶のお酒が主役になることが多いですが、どうですか?外でこそ生ビールとか飲みたいですよね。こうやって。
ぱっと見、準備がめっちゃ大変そうですけど、レンタルして設置するだけで実はかなり手軽。手分けすればBBQコンロができる前にセッティングが完了しますよ。
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ビールサーバーをレンタルすると渡されるのは、
- サーバー一式(ビールホース、ヘッド、排水ホース含む)
- ビア樽
- ガスボンベ
- (あれば)サーバーを置く台
というのが一般的かと思います。
サーバーを設置する時は、まず水平な場所を探します。
本当は直射日光が当たらない方がいいんですけど、アウトドアだとそれも結構難しいですね。なので、後からタープ張るなどの工夫を。
まずサーバーの排水金具に排水ホースを繋ぎます。このサーバーの場合は全面右下にありますね。なるべく折れ曲がらないように。
ここから溶けた氷の水が出てきます。
次に、減圧弁をガスボンベに取り付けます。手でいいところまで回したら、スパナでキュッと。
次にサーバー上部のフタを開けて、アイスボックス内に氷を入れます。…と、よくレンタルした時のマニュアルに書いてありますが、外飲みメンバーが集まるのが後だったりするので、僕は最後に入れることが多いです。
氷はどんなタイプでも使用可ですが、冷やされた金属プレートの中をビールが通る仕組みなので、温度が低すぎるものはビールが凍って出なくなります。
コンビニで売ってる板氷がよく冷えて保ちも良いのですが、問題はサイズが合わないこと。
そんな時はピラミッドを建設した古代エジプト人のように、クサビで氷にヒビを入れてから壁や石など固い物にぶつけるとパカッと半分になりますよ。
氷の準備と前後して、ヘッドを樽に取り付けましょう。ビール側の口金とヘッドの形がぴったりくるところに合わせて、「しまる」側に回します。
まだハンドルは下さなくていいですよ。
次に減圧弁を調整します。まずダイヤルが0になってることを確認した上で、ボンベのバルブを開放。それから減圧弁側のダイヤルを回しましょう。
ガス圧は樽の温度によって変えます。
- 〜20度:2
- 20度:2.5
- 25度:3
- 30度:3.5
というのが目安のようです。気温に合わせて設定し、泡の量で調整しても良さそうです。
ここまで来たら美味しい生ビールはもうすぐ。サーバーのハンドルが閉じてるのを確認してからヘッドを下ろします。これで完成!
ハンドルを手前に引くと美味しそうな生ビールが…と思いきや、最初の1、2杯は泡が多くなりがちです。
しばらくすると、これこれ!これがやりたかったの!
いやあ、やっぱ外で飲む生は最高です。
レンタル業者も結構ありますが、オススメは酒屋さんの利用。レンタル代無料で樽とガスの代金くらいでリーズナブルです。
安いところは10Lで5000円、30Lで12000円くらいです。
今回、レンタルしたのは久里浜にある三富商店さん。返却時間も融通を利かせてくれるのですごく嬉しいです。
当日返却だとどうしてもハンドルキーパーが必要ですが、僕が前に利用した時は翌日の開店前まででOKとしてもらって、しっかりビールを飲んで次の日に返せました。
◆三富商店
〒239-0831神奈川県横須賀市久里浜2-2-16
046-835-0310
8:30~20:00
日曜休み
https://www.mitomi-sake.com/rental.html