少し前に、麻布十番の「赤星とくまがい」を訪れたので、その話でも。
6月で2周年を迎えた赤星とくまがい。
酒ソムリエの赤星さんとシェフの熊谷さんが提案する、ワンランク上の「お酒と料理の組み合わせ」を提案する人気のお店だ。
赤星とくまがいさん(@akaboshi.kumagai)がシェアした投稿 –
おふたりの出会いはNY。
日本酒を現地で紹介する仕事についていた赤星さんが、熊谷さんを紹介され意気投合。
現地で成功し、いつか日本でも一緒に、ということでオープンしたのがこちらのお店だ。ざっくり言うと。僕も、美味しい日本酒と料理のペアリングが楽しみたいときによく寄らせてもらっている。
(関連)またまた満足の斜め上!赤星とくまがいでペアリングコースを堪能した
飲みながらでいいすか。
1杯目は、金紋秋田酒造のx3亜麻色。
この日は、おまかせ料理と日本酒ペアリングのコースをお願いした。料理との相性を考え、1品に1杯お酒を提案してくれる。
食事9品とお酒8種類で13,000円。
合わせる料理はとうもろこしとウニの冷製スープ。
ウニがいる。U・N・I。
お店は前々から注目されていたんだけど、さらに知名度を上げ、広く知られるようになったきっかけが「KinKiKidsのブンブブーン」。
番組では長野・伴野酒造のBeau Michelleというお酒をキンキが飲んで、気に入った剛(敬称略)がのちに光一(敬称略)にプレゼントしたとか。
そういえば、昔会ったことがあるな。いつだったかな。
Michelleはこれ↓。独特の酸味があってウマい。
お待たせ〜6月分入荷 ^o^)/ 澤の花【Beau Michelle】ボー・ミッシェル(長野)今回は500mlのみでーす、お早めに〜(^o^)/ #澤の花 #ボーミッシェル #BeauMichelle #伴野酒造 https://t.co/xhqLjYQa41 pic.twitter.com/Kh0IodMRUO
— 田島屋酒店 (@tajimaya_sake) 2017年6月23日
で、ファンの間からMichelle需要に火がつき、あれよあれよと入手困難な酒になってしまった。
すごい、キンキ。すごい、赤星とくまがい。
明日お昼の13:30から
KinKi Kidsのブンブブーン!凄腕酒ソムリエが教える
日本酒の世界!日本酒っておじさんのお酒でしょ?
二日酔いするから呑みたくない…そんな人にこそ観て欲しいです!
イメージ変えます!ゲストはBREAKERZの皆さん!
— ハマサキアヤ (@AYA_hmsk) 2017年2月4日
余談。これは別のお店で聞いた話だけど、Michelleの取り扱いがある地元の酒屋に連絡し、注文するファンの人もいたそう。
で、酒屋さんが関心していたのが「ファンはすごく礼儀正しい」こと。
遠くから注文することや、他のお客さんの手に届かなくなることを気にしてくれる人が多い、と。ソースは複数の酒屋さん。
はい、次の料理とお酒が来ました。水牛のモッツアレラのサラダ。これは美味しかった。
酒はたかちよの純米大吟醸だったはず。旨みと味がのっていてすごく良いお酒。
赤星さんの考えるペアリングのキーワードのひとつが「酸」。
料理の酸度とお酒の酸度を近づけることで、寄りそう組み合わせができるんだとか。
グラスや食器もすごくこだわっていた。
入口の横の冷蔵庫には、日本酒がぎっしり。見てるだけで楽しくなる。次はなにかな。
三重のかきと夏野菜のマリネ。お酒は伝心。
ひとつひとつの料理の盛り付けがすごい。楽しませる。This is アメリカ流。
料理を食べながらゆっくりとお酒を楽しむ。ペアリングはどれも最高。日本酒を飲めなかった人が、ここなら飲めることもあるそうだ。赤星とくまがいなら実にありうる話。
残草蓬莱。
料理は魚のカルパッチョかな。
この辺りは話に夢中で覚えてないゾーン。
すずきのフリットにジェノベーゼソース。
讃岐くらうでぃで口の中のバジルの香りが開いた!
フランスの子羊にジロール茸と山椒のソース。
樽酒はこういう使い方があるんだなと感心。
ご飯もの→デザート。
うわーどれも美味しかった。コースはたまにしかできない贅沢だけど、また来たい。
もちろんアラカルトも可ですよ。
◆赤星とくまがい
東京都港区麻布十番3-3-9 COMS AZABUJYUBAN 7F
03-6459-4589
18:00〜2:00
日曜休み
https://akakuma-sake.com/
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