ヤッホーブルーイングの工場見学はチケット全部買いたいくらい好き

ちょっと前に、ヤッホー・ブルーイングのよなよなエールを樽生でたっぷりと飲む機会がありました。

これがおいしいのなんのって。ホップ由来のフルーティーな香りと、じわっと広がる味わい。よなよなエール最高だ…。

ちなみにヤッホーの樽生はキリンのヘッドが合います。これ豆知識。

日頃からローソンや成城石井で買って飲んでいましたが、こうまで生に感激してしまうと俄然ヤッホーのビールに興味が湧いてきます。

そこで、夏の間だけ、週末に開催している「大人の醸造所見学ツアー」に参加してきました。その様子を紹介いたします。

大人の醸造所見学ツアーに参加する

先々までチケットは完売状態ですが、運よく直近の土曜日の朝一の会が残っていました。

チケット代は1000円。ツアー内容を考えるとタダみたいなものです。早速現地へむかいましょう。

まずは東京から佐久平駅に。新幹線だと1時間20分くらいでした。高速バスだと3時間弱みたいです。

佐久平駅からヤッホーの工場は5km弱で、タクシーなら15~20分くらい。自然あふれるのんびりした道なので、次行くときは歩いてみたいですね。

今回は集合時間が迫っていたので、佐久平駅からタクシーを利用。1.5km700円、以降は何百mかで100円ずつ上がる明朗会計のタクシーで2000円ちょっとでした。

大きなタンクが見えるブリュワリーっぽい建物が近づいてきました。あれでしょうか。

正解!株式会社ヤッホー・ブルーイングです。

よなよなエール
軽井沢高原ビール
醸造元

って書いてあります。ここで造られてるのか。

ウェルカムビール→見学スタート

入口の近くには、工場見学の参加者でしょうか、何かを待つ様子の人がいます。

受付のテントで予約していた名前を伝えると、待っているのはウェルカムビール。電動式サーバーからよく冷えたよなよなエールを注いでもらえました。

長野とは言え、晴れると日差しが強くまだまだ気温も上がります。暑い昼間に飲むよなよなもウマい!

一周回ってインスタ映えしそうな奇妙なオブジェもありました。撮影用の小道具もあって、とりあえず楽しくふざけていこうという精神がすごく良いと思います。

時間になると、大人の醸造所見学ツアーのスタート。簡単にツアーの流れの説明を受け、それからビール造りの工程の話に移りました。

ビール造りの話が面白い!

「みなさんお待ちかねの試飲」はツアーの最後だと伝えられると、参加者(主に僕)からはため息とも笑いともつかない反応がありました。ビールを飲みに来たんじゃない、ビールを学びに来たんだ。

工程の解説では、ヤッホーがエールビールにこだわっている会社であることや、ビールの原料となる水・麦芽・酵母・ホップについて教えてもらいました。

これが麦芽。かじるとほんのりと甘みが口の中に広がります。

ここではホップの毬花の香りが印象的でした。クラフトビールで超定番のカスケードホップというものをヤッホーでも使っているようですが、花の時点でエール系ビールの特徴的なグレープフルーツのような香りがしました。

見学ツアーを引率してくれたヤッホーの社員のおふたり。説明がわかりやすく、案内も手際よい。社員が持ち回りで担当しているので土日しかできないのかもしれないですね。

ちなみに、ヤッホーでは社内でもお互いをニックネームで呼び合うんだとか。楽しそう。

1日いて思ったことですが、これ以外にも「自分たちでなんとかしちゃおう」「楽しいことはやっちゃおう」といった前向きな空気が感じられて、すごく楽しそうな会社だなヤッホー・ブルーイングは、と思いました。

外のコーナーを終えたら工場へ。よなよなエールの幕が格好良い。

イラストもありました。家に飾りたい。

ヤッホーのビールが世界中で獲得したビールコンペティションのメダル。すごい数です。

工場内では実際に仕込みが行われているので、ヘアキャップと靴カバーを装着してから見学スタートです。

ビール造りを実際の現場で学ぶ

見学は実際のビール造りの工程に沿って進められます。

最初に訪れたこの部屋で麦芽を煮て麦汁が造られ、それからホップを加えて香りや苦みを加えるそうです。

麦芽を煮ただけの麦汁を味見します。すでにめちゃくちゃ甘い!

この部屋では、作業をしている別の社員の人の姿も。ヤッホーには「好きなビールを造れる」という福利厚生があるそうで、この日はサワーエール造りに挑戦していたんだとか。

なにその福利厚生、超魅力的。

次の部屋には発酵タンクがありました。前の工程で造った麦汁に酵母を投入して、アルコールを精製します。

ラガービールとエールビールの違いを学び、ひとつ賢くなったところで熟成の部屋へ。

造られたビールは、この部屋にあるタンクで数日寝かせてからパッケージされるそうです。

ここで工場見学ならではのサプライズが!今日タンクに移されたというインドの青鬼を試飲させてもらえました。

おおっ!

まだトゲトゲして荒々しい部分もありますが、紛れもなくインドの青鬼。こなれてない分、ホップの香りも舌触りもパンチがあります。

パッケージのお話を聞いたら、ひと通り工場内の見学は終了です。

いよいよヤッホー5銘柄の試飲タイム

お待ちかねの試飲の時間です!

ハンドルにヤッホー製品の缶がついたカッコいいサーバーです。今日はこの5種類が試飲できるようです。

まずは「水曜日のネコ」。

全員分を手際よく注いでくれます。試飲って言っても結構量がありますね!

モニターでは、はじめにテイスティングのやり方のほか、ひとつひとつのビールの説明がありました。

水曜日のネコは、小麦らしい甘みとオレンジピール、コリアンダーのスパイシーさが好きです!

続きましてはーよなよなエール。うわ~もう美味しそう。

カスケードホップのグレープフルーツっぽい香りが特徴的で、なめらかなタッチと奥行きのある味わい。

味の輪郭がよりハッキリする樽生は、一度その魅力にハマると抜けられません。

ビールの紹介では、特徴や開発エピソードと合わせて、おすすめのペアリングも紹介してくれるんですけど、その時に教えてもらったのがコレ。

よなよなエールと湖池屋のポテトチップス。意外。

でも、試してみるとこれが合うんだw ホップの華やかな香りが、のりしおの磯の風味とマッチ。手が止まらない系のペアリングです。

お次は軽井沢高原ビール。このエリアだけで販売されている季節限定の銘柄です。秋はブラウンエール。

色がかなり濃いですね。モルトの甘みとコクがしっかりと感じられる、深みのある味わいです。

味の濃い食べ物に合わせても良さそうですね。

幸せな時間はまだまだ続く

このあたりから、参加した人たちも饒舌になりはじめ、試飲ルームもさっきよりワイワイ盛り上がっていました。

それでもまだ2銘柄飲める…!チケット1000円じゃ試飲だけで足りてなさそうです。

IPA大好きの人たち、お待たせしました。インドの青鬼です。

この美しい色!ホップもかぐわしい!

どっしりとしたボリュームに、ホップの苦み、爽やかな香り、この順番で飲むとはっきりとキャラクターが感じられますね。

そして!5銘柄のラストは東京ブラック。だんだんとしっかりした味わいに移行してるんですね。

ポーターらしい風味、苦みにまろやかな甘さとコク。これはおいしい。

東京ブラックはパッケージも好き。ヤッホーの缶ビールはどこかに月が描かれているそうです。

チョコレートと合わせてもナイスなペアリング。

大満足の試飲タイムでした。どれもおいしかった!

秘密のワンモアビールとおみやげ探し

ツアーは終了…かと思いきや隠し酒がひとつ!ハレの日仙人!

バーレイワインという高アルコールのタイプで、これは2016年版で熟成期間も長いものなんだとか。

赤茶色でブランデーのような香りがします。大人の味わい…!これはすごい。

直営のお店や、秋に開催されるヤッホーのイベント「超宴」について聞いて、楽しい時間は終わりでした。

超宴、行きたいな。

最後に、見学ツアー時にしか入れない販売コーナーでおみやげも買えました。

軽井沢高原ビールは東京では買えないので、欲しいですね。

と、あっという間の80分でした。

御代田駅まで歩いてみる

帰り道、軽井沢駅のアウトレットに寄って行こうと思います。

ヤッホーの工場からしなの鉄道の御代田駅は歩いても40分くらい。おみやげビールが重いですが、歩いてみます。

畑の間を縫ったように進むのどかな道。空が気持ち良いです。

遠くに浅間山を望みます。山から神々しいオーラが発せられているようです。

「ヤッホー」って叫びたくなる。

道中、花を愛でたり。

道沿いには古くて立派な建物が多く、道もしっかりしてるなと思ったら、歩いてるのは中山道でした。

芭蕉も新撰組もここを通ったんでしょうか。

その時代を目撃してそうな30メートルはある杉です。

空気もすごくキレイなように感じます。

田舎によくある自販機コーナー。ありがたいありがたい。

そんなこんなで駅前に到着しました。

駅前で時間つぶしをしよう

すごく古いタバコの自販機が残ってました。使えるのかな。

唐突にタイストアーも。お店の人に聞いたところによると、軽井沢エリアには仕事で出てきたり、そのまま結婚して永住したりするタイ出身の人が多いそうです。

カルディでトムヤムクンラーメンが売ってる、現地のインスタントラーメンがありました。

6個で500円とやや割高にも思えますが、見たことも聞いたこともない味が揃ってるので買って帰ります。

駅前の商店で地酒を見繕って。

御代田駅へ。

夏の午後。穏やかです。

どこか懐かしさを感じる光景でした。

到着した2両の電車に乗って、15分くらいで軽井沢駅に到着。のんびりした田舎の電車だと思ったら、かなりスピード感ありました笑。

アウトレットでビールをもう一杯

20キロほどの距離ですが、気温が全然違う!ひんやりとして涼しいです。長く避暑地として利用されるのも納得です。

アウトレットモール、びっくりするくらい人がいます。みなさん、軽井沢への旅行客なんでしょうか。

夏の間は、太陽と緑のキッチンの近くにクラフトビアテラスが出ていると聞いてきました。

これかな?そうですね。ヤッホーのビールを販売してるキッチンカーです。

樽生の軽井沢高原ビールもあります。

ただ、今回のお目当てはクラフトザウルスの生!軽井沢高原ビールと同じく軽井沢エリア限定の、ペールエールです。

ホップの香りが鼻と頭の裏を突き抜けザウルス。これはおいしい!

もみくちゃになりながらもアウトレットに来て良かったです。

帰りは新幹線で1時間

帰り道、上りの新幹線自由席は激混みという噂を聞いてたのですが、それほどでもありませんでした。

一応、時間が合えば、横川駅までバスで出て、高崎経由の鈍行で戻る節約オプションも準備してたんですけど。

新幹線の車内では、ベタにおぎのやの峠の釜めしをいただきました。

キオスクにはプラの器入りがあったので、そちらをチョイス。陶器の器、置き場に困りますからね。

軽井沢高原ビールとオーガニックなジャガイモお菓子も買ってます。

めっちゃ太りそうです。

1時間で東京駅に到着!すごい近い。家に帰っておみやげビールを早速飲みました。

いやーウマい。

今日は1日ヤッホーのビールざんまいでしたね。工場見学に行って、改めてファンになりました。

次は超宴で!