良いお店ってなに?その答えはすべて台湾の熱炒が教えてくれた夜

1日目も夜。お腹もいっぱいになってきましたね。

ただ、何かと歩く距離が長く、お酒もそれほど飲まないので、少しするとつい食べてしまいます。

次に向かったのは熱炒という、いわば台湾風居酒屋。

林森北路と新生高架道路の間、長安東路いわゆる「熱炒ストリート」にお店が集中しているそうです。誰に向けた日本語なんだ、という感はありますが。↓このあたり。

MRTで行くと中山、松江南京、善導寺、忠孝新生のちょうど真ん中くらいのテキサスヒット的な立地。

時間もあるし、延三夜市のある大橋頭から歩いてみました。めっちゃ遠かったけど、エリアごとのカラーはよくわかりました。

熱炒が建ち並ぶ一帯に到着。看板やネオンに大きく「100」と書いてあるお店が多いです。100元ってこと。

あとは、おおくのお店が店頭に大きな水槽を持っていて、ここで選んだ新鮮な魚を調理してもらって食べることができるのも特徴。

ビールは100元以下、料理は100元くらいと考えると、海鮮系は500元を超えるものとかもあって、そんなに安くない印象。観光客を盛り上げるにぎやかしみたいなものと思ったほうがいいんですかね。

飲み物は冷蔵庫から勝手にとって飲むシステム。最後に店員さんが数えてくれます。ここは台湾ビールをチョイスしますか。

しかし、結果的にこういう塩梅に。

KIRINのBar BEERという銘柄。

熱炒では、お店の中をプロモーションガール的な人が歩いていることがあります。今日は台湾ビール、こっちのお店ではバド、のように。

この日訪れたお店ではKIRINの女性が絶賛活躍中で、テーブルに回ってきてしばらく話しているうちに、まあいいかということで、KIRINに変えてしまったというわけ。いいんですよ、好きですからKIRIN。実家ではずっと一番搾りがメインビールでしたし、僕も若い頃は淡麗か極生をよく飲んでいました。

Bar beerおいしい。料理はだいたい100元くらいで、つまみからご飯ものまでって感じ。値段設定はどこも同じような感じで、海鮮系や肉はちょっと高いようです。

台湾風エビ揚げです。味が濃いけど、美味しい。ビールが進みます。

台湾の人はお酒をあまり飲まず、飲んでもビールというのは何度か聞いたのですが、やはり気候(めっちゃ暑い)とか料理の味付け(辛い、濃い)もあるんでしょうね。最近はいろいろと地元のクラフトブルワリーやビアパブもできているようでしたが。

 

空心菜炒めです。こういう料理はやっぱり美味しい。

逆に、明らかに観光客目当ての料理、とりあえずメニューに入れとこうかみたいなやつは、店によっては微妙なものもあった印象。東京の町中華ってメチャクチャレベルが高いんだな、と思いました。

羊の串です。細い!

味も……味の話はいいか。

台湾とウイグルなんて、日本とインドくらい離れてますから(多分)。

ところで、初めての飲食店に行くと、このお店の良さを伝えるにはどこから説明しようか、とよく考えます。(なにか記事にするのであれば)どこにフォーカスするか、見出しは何か、構成はどうするか、と。料理が美味しい、コスパが高い、店主さんがすごく感じの良い人、あるいはもっと感覚的に店が心地よいなどなど。

で、そういう意味で言うと、今日来てる熱炒、ここがポイント!って言いずらいんですね。料理も別に安くない、サービスも台湾的スタンダード、観光客向けのお店のような感じ(観光客向けのお店ってなんでダメなんでしたっけ)で。

お客さんは日本人の駐在員が多いと読んでたんですけど、日本以外の観光客や地元の仕事帰りの人が多い印象。昔と違って、見た目ではもうわからないですね。

さっきの羊の串、高いですよ。100元ってことは360円。味坊のラム肉の串焼きが10本1800円じゃなかったですか。これなら味坊で食べたいよなあと。でもここでふと気づいたんです。じゃあ味坊行けよって。

味も普通、値段も割高、店もどこにでもありそう、とこういう感想で、そしたらなんでこんなにお店は盛り上がっていて、お客さんはめちゃくちゃ楽しそうに飲んでいるのか、と。とにかくにぎやか、てかうるさい。

これが答えですよ。東京から来た旅行客が味が悪いだの値段が高いだの、余計なお世話なんじゃないかと。隣のお客さん料理の写真をイロイロ撮って、アップしてたけど基本料理は全部茶色いし、インスタ映えも何もあったもんじゃない。でも、インスタ映えってなんですか。本人めちゃくちゃテンション上がってますよ。

だから、あらゆる感覚が知らず知らずのうちに、自分の住む国だったり環境の文化的コードに規定されているんだな、とそう思ったわけです。

って思ったらやっぱりこっちも楽しくなってくるわけです。いわゆる「いい店」じゃなくてもいいよ、もう、と。サービスがどうこう、別にいいよと。店員さんの雑な感じ、何かと居丈高な感じ、もう面白いですね。

よくよく見てみるとお客さんも東アジアのいろいろな人がいて、中国語(のなかでもいろいろ)、韓国語、日本語、と言葉もさまざま。反対の隣の人と少し話したけど、お互いどこの人か(見た目では)わからないから、相手「写真いい?(中国語)」俺「中国語わからない(中国語)」相手「写真(日本語)」俺「いいよ(韓国語)」と見事なまでに東アジア的混沌。

と、なんか、すごく色々考えた熱炒でした。

次回予告>小籠包ハシゴ
 

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