東京⇔南紀(新宮・那智勝浦)はどのルートが一番行きやすいのか問題

新宮や勝浦の辺りが好きです。自然、食、お酒。それから歴史。

仕事にせよ、プライベートにせよ、何かにつけて用事を作って行きたくなりますが、東京からとても行くのが大変なんですね。

アクセスが悪い、不便というのは、文化や自然を守り残していくという観点からするとポジティブな話だと思いますが、それでもどういうルートが良いのかな、とはいつも思います。

南紀の新宮といえば人気ゲーム「桃太郎電鉄」シリーズで、目的地にもなっている場所。ゲームの中でも随分遠いイメージがありましたが、実際はもっと大変。現実にはサイコロが増えるカードもないですし。

電車なら、名古屋から3時間、新大阪からは4時間かかるというロケーション。本数も少ないので1本逃すと到着時間がだいぶ変わってしまうようなイメージです。

先日、新宮を訪れる機会があったので、東京からのいろいろなルートを検討してみたいと思います。

飛行機

羽田から南紀白浜空港へはJALが1日3便あります。

フライト時間は1時間15分。

空港→(高速バス)→白浜駅→(特急くろしお)→新宮駅のルートで2時間くらいかかります。このほか羽田へのアクセス、搭乗手続き、待ち時間などを考えると、電車で行くのとあまり時間が変わらなくなります。

コストが2倍以上かかることを考慮すると、飛行機は選択肢から外しました。

高速バス

東京方面から新宮までは、三重交通の高速バスが夜行で出ています。

時刻表 – 高速バス|三重交通ホームページ

大宮、池袋、バスタ新宿、横浜などを経由して約10時間。バスタを22:05に出て、終点の勝浦温泉は8:05着。価格は1万円程度とコストは抑えられます。

座席は3列シート。悪くないですね。

ただ、今回は仕事の関係で移動中に何もできないのがきついのと、次の日が眠いを嫌い、バスは選択肢から外しました。

鉄道

となると、今回選んだのは残る鉄道です。

新宿出発で考えると、一番オーソドックスな行き方は新宿→(山手線)→品川→(新幹線)→名古屋→(特急ワイドビュー南紀)→新宮というルート。

〔ワイドビュー〕南紀 キハ85系:JRおでかけネット

これで約6時間、15000円程度。名古屋→新宮は約3時間半です。名古屋からは快速を利用する、近鉄で松阪まで出る、といったオプションもあります。時間がかかる分、値段が若干抑えられます。

時間帯によっては、検索で新大阪経由がヒットしますが、こちらは新宿→(山手線)→品川→(新幹線)→新大阪→(特急くろしお)→新宮で7時間20分くらい、値段も少し高い17000円になります。

特急くろしお:JRおでかけネット

品川→名古屋

なので、名古屋経由で出発しました。品川駅。

下りののぞみは空いていました。

6時間も電車に乗りっぱなしなので、ご飯もしっかり食べねば。

約1時間半で名古屋駅に到着。次はワイドビュー南紀です。乗り換えが10分と割とタイト。

いました。長距離特急でも車内販売や自販機はないので、飲み物を買っておくのが大切です。以前に特急くろしおで喉がカラカラになって大層辛い思いをしたことがあります。

と、ホームの売店でお茶を買おうと並んでいると(なぜ自販機にしなかったのか)、僕の3人前くらいでレジが1台故障!おお、大丈夫かなと思っていると、前の人は1万円でジュースを購入!お釣りを返すのに手間取るレジのおばちゃん。

発車ベルが聞こえないし、電車見えてるし、と思っていたらなんと動き出してしまった……。どんなに綿密にプランを立てても、実行できなければ絵に描いた餅。おばちゃんには気の毒に思ってもらえましたが、結果こうなりました。

名古屋→新大阪→紀伊勝浦

新大阪からくろしおで南紀入りです。予定さえなければ、次の電車を待ったのだが。。

ただ、これは後から新宮の知り合いに聞いたのですが、時間に余裕があれば名古屋からバスという手もあったとのこと。

そんなこともつゆ知らず、新大阪から魔のくろしおコースへ。約4時間の長旅。

新大阪からは空席が結構あります。天王寺、和歌山、海南あたりから乗る地元の人が結構いる。

前回、水を持たずに4時間死ぬ思いをした経験から、特急ワイドビュー南紀に乗り遅れた時点で弁当を買う余裕(褒められたものじゃない)もありました。

これをくろしおで食べよう、余裕のある旅は違うぜ、なんて思っていましたが、これは乗り遅れたことに段々いらいらしてきて新幹線で食べてしまったのでした。なぜなのかw

甘い味噌がかかった味噌カツ弁当。

くろしおは海岸前を走る時間が長いので、右側のシートに座ると海が見えます。晴れている昼間は絶景。

白浜駅です。観光客でしょうか、結構降りる人がいますね。長旅ごくろうさまです。紀伊勝浦はこっからさらに1時間半でっせ!

無に。もう無になる。

そして到着。ありがとうくろしお。そしてできることなら、新大阪ルートはもう使わないようにするよ。

長かった。着いた。これから用事という。移動しかしてないからね、まだ。

新宮→名古屋

夜のうちに新宮に移動してサンシャインホテルに一泊。安い、マンガが読める、自転車貸してくれる、などなど良いことばかり。多少の古さが気にならない人はオススメですよ。

朝は中上健次が吸った空気を感じながら、新宮駅へ。

5分前くらいに到着の予定が、改札側に渡る踏切が開かない。すぐ左手にくろしおが止まっている。5分近く動かない気がする。ホームにも駅員さんがぞろぞろ出てきてアクシンデント感がすごい。

いやいや、この踏切を渡らないと、電車に間に合わない!アイドリングするワイドビュー南紀。君とは本当に縁がないようだね。

6時20分発で、6時19分に踏切が開いた!ダッシュ!もうダメだーと思いましたが、改札の人が伝えてくれており、電車が待っていてくれたのかもです。走りながら横目で見たら、くろしおは扉が開かないようだった。

おかげで水を買う暇もなく。名古屋までの3時間20分。じっと耐えるだけでも飽きるのに、渇きとの戦いも。

自由席は先頭車両でしたが、窓が大きく取られていて気持ち良いですね。

出発してすぐの新宮川の河口。

電車は山の中を通り、トンネルが多いエリアを進むかと思うと、急に景色が開けて海が見える。

三重県にはいつ入ったのかわからなかった。くろしおよりも1時間近く早いですが、景色に変化があってそんなに飽きませんでした。名古屋からはのぞみであっという間に東京。

やっぱり東京から電車なら普通に名古屋経由が楽なんだなという当たり前の感想です。名古屋からバスもいいね。

迷走の跡がうかがえる乗車券。なかなかカオス。手書きがあるので、自動改札は通れません。

お疲れさまでした。

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