辛さ、痺れ、旨み!雲林坊の「汁なし担々麵」は完璧なバランス

辛いもの好きには2種類の人がいると聞きます。味を感じる味蕾が繊細か、麻痺したり鈍くなったりしているか。

自分の場合は、後者の気がしないでもないと思う今日この頃です。さて、都内を中心とした激辛グルメを定期的に訪れていますが、今回は担々麵です。

訪れたのは九段下にある雲林坊。神田須田町にある行列のできる中国料理店・雲林の姉妹店。本店では洗練されたコース料理を提供するのに対し、雲林坊は担々麵や麻婆豆腐を中心としたカジュアルに使えるお店で、現在九段下のほかに3店舗を構えています。

大雨のお昼時、14時頃とピークを外しても10人ほどが並んでいました。回転は比較的早いので10分ほどで入店。

雲林坊では、注文したメニューの辛さと痺れを自分好みに調整できます。level5の「激増し」は100円増し。今日は汁なし担々麵ねらいなので、ここは激増しで行きたいと思います。

説明書きにもありますが、料理によって辛さの基準が異なり、麻婆豆腐は少し辛く感じるようですね。

紙エプロンをして待つことしばし。激辛ファイターとしての気持ちを作っていきます。辛い物を食べる前の、楽しみだけど少し怖い、長距離を走る前のようなドキドキはどういうんでしょう。

店内は満席でも10分も待たずに汁なし担々麵が届きました。お皿のアシンメトリーさと余白がスタイリッシュです。

たっぷりとかかった山椒のピリッとした香りが鼻をくすぐります。皿の底にたまった赤々としたタレが、本場中国の味を再現した強烈な辛さを物語っていますね。

どっさりのせられている具は、肉味噌、ナッツ、芽菜と青菜。

よく混ぜていただきましょう。

口に入れた瞬間にまず広がるのは鋭い山椒の痺れ、華やかな八角の香り。それから豆板醬や唐辛子の熱さ、辛さがじわじわと広がります。

ただ、火を噴いたり頭を抱えたりする辛さというよりは、タレに凝縮された強烈な甘み・旨みを強く感じる仕上がり。

麺には全粒粉を使用した少し茶色がかったモチっとした太麺です。トッピングの肉味噌も美味。辛さや痺れは気にせず食べ進めてしまいますが、少し顔から汗がにじんでいるようです。

山椒を食べた後に冷たい水を飲むと口の中がビリビリするのなんでだろう。

サイドメニューは韓国海苔と特製味付け玉子がのったこしひかりご飯(中)。醤油に漬けたという玉子は黄身がトロっとしていて、白身からは八角のような香り。上品でクセになるバランスです。

濃厚な味を感じながら、あっという間に完食。

タレにご飯を絡めて食べるのもまた美味しいんですよね。

こんな紹介動画もありました。

激辛かと言われれば、マニアを満足させるほどではないかもしれませんが、個人的にも大好きな完成度が高い汁なし担々麵ですね。

九段方面に行った際には、また立ち寄りたいです。

◆雲林坊
東京都千代田区九段北1-5-5 東建ニューハイツ九段104
11:30~15:00、17:00~22:00LO(土祝20:30LO)
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130906/13125692/

 

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