すごい熱気!恒例のチャリティ試飲会「酒は未来を救う」に参加して来たよ

参加したチャリティ試飲会「酒は未来を救う」について書こうとしたら、書き出しを何度かやってるうちに大いに脱線し、脱線っていうと脱線は事故なので起きてはいけないけど、昔の自分のことを思い出して、1回オモテで10点入って乱闘が2回起こるくらいのアンバランスな書き出しになった。それが昨日で、なんとなくこういう読むのが面倒な文章の書き方になってしまったわけです。

(関連)横浜で思い出して、脱線。過去のこと、YUKIのこと、人生の転機のこと

そうじゃなく、今日はその参加したイベントについて書きたくて、改めてキーボードを叩き始めたという次第です。まあ人生、暇なんですな。

イベントが行われたのは、山下公園の近くの大さん橋ホール。あの辺りもみなとみらいって言うんでしょうか。

当日はとにかくいい天気で、大さん橋周辺は多くのおでかけ客で賑わっていました。ちょうど飛鳥(2号?)が停まっていたり。

僕が最近たまに行くお店の店主も飛鳥の調理人→南極料理人という経歴だったなあ。そこ、ラムの品揃えと意外にも日本酒もすごいんですよ。

会場入口近くになると、中から参加者の熱気が伝わってきそうです。開会はまだだったはずですが、すごい盛り上がってます。

今年で10回目となる「酒は未来を救う」は、孤児・病気の子供たちへの支援を目的としたチャリティ試飲会。日本酒・焼酎・日本ワイン60社による試飲会で、利益はすべて寄付するためスタッフは全員ボランティアで行われます。

今年は819名の来場者がいたほか、寄付がわりにチケットだけ購入する人も多く、販売数はもっと多いということですね。

今年の参加蔵元、ワイナリーは次の通り。

*清酒*
陸奥八仙、鳩正宗、阿櫻、新政、一白水成、阿部勘、宮寒梅、天明、来福、大那、鳳凰美田、いづみ橋、鶴齢、手取川、遊穂、青煌、佐久の花、豊香、真澄、小左衛門、開運、七本槍、萩の露、玉川、播州一献、三諸杉、紀土、月山、富久長、賀茂金秀、天寶一、美和桜、伊予賀儀屋、七田

*焼酎*
豊永蔵、常徳屋、旭萬年、杜氏潤平、八重桜、やきいも黒瀬、いも麹 芋、小牧、蔵の師魂、軸屋、くじらのボトル、多良川

~焼酎のみ出品~
けいこうとなるも、赤鹿毛、きろく、大石

*日本ワイン*
エーデルワイン、高畠ワイン、タケダワイナリー、麻原酒造 越生ブリュワリー、麻屋葡萄酒、アルプスワイン、塩山洋酒醸造、くらむぼんワイ、
甲府ワインポート、シャトージュン、蒼龍葡萄酒、マルサン葡萄酒、丸藤葡萄酒、ルミエール
酒は未来を救うを5倍楽しむ方法2018 | 酒は未来を救う ~今、私たちに出来ること~

と、そうそうたるメーカーが参加しているのです。すげえ。僕も色々と味わわせていただきました。本当はここに書いただけではないんですけど、一部を紹介します。

宮城県・塩釜市の阿部勘酒造店のブースでは、阿部勘 純米吟醸 雄町をいただきました。

なめらかな舌触りで、キレイな酒質。甘すぎず、お米の持つ広がりをほどよく抑えたスーパー美味しい食中向きのお酒かなと思いました。

七本鎗の冨田酒造ブースです。お燗もできるのは流石です。

七本鎗 純米吟醸 吟吹雪をいただきます。すごく面白い!

吟吹雪というのは、山田錦と玉栄を交配した滋賀県の酒造好適米。みなさんが持っているイメージ通り、軟らかく溶けやすい山田錦と固い玉栄の子ども吟吹雪が、七本鎗の手にかかるとこうなるのか!ってくらいすごく好きなお酒でした。

甘みがしっかり出され、広がりのある味わいながら、どこかで玉栄を思わせる渋みが引き締めていました。美味しいなあ、これは。

焼酎ブースにも寄らせてもらいます。旭萬年でおなじみの渡邊酒造場です。この後、別のイベントとダブルヘッダーだそうです。

焼酎を飲むとコップに氷を入れてくれるので、いい口休めになります。ならないか。

賀茂金秀ブースです。特別純米 八反錦をいただきました。

硬くてシャープな八反錦を生かした、ジューシーで辛口なバランスの良い1杯。香りが抑えめでじんわりと余韻があるお酒ですが、蔵元さん曰く「味が濃い料理にも合わせやすい」ということでした。

山梨で注目の若手蔵・武の井酒造です。青煌は若手の夜明けで親しんで、お店などでもたまに飲むので武の井 純米吟醸 さくら酵母仕込をいただきました。

ほのかーに淡い花のような香りが鼻に届きます。味はしっかりとボディ感があって上品な甘み、じわじわと繊細で上品な余韻がありました。美味しい。

毎年、大行列なのが新政酒造ブース。今日も30mを超える長い待ちができており、非売品の特別出品があった鳳凰美田の小林酒造ブースと並んで群を抜く人気でした。

いただいたのは農民芸術概論2017。大学の講義名のような名前ですね。新政のチャレンジがもはや学問的ですからね。

含むと穏やかにリンゴのような香りがあって、味わいは奥行きのある旨みと米の甘み、余韻が長く残り、キレがスパッとあったような感時でした。芸術かよ。

曙酒造ブースでは、天明 純米吟醸 本生です。県知事賞おめでとうございます!

天明らしい甘・酸がしっかりした味で、どんな料理にも合わせられそうな味。山田錦を丁寧に磨き、丁寧に溶かしたお酒だけが帯びる(と勝手に言っている)あの絹のような芳しい香りが全開です。

ほかにもたくさん飲んで、日本酒の時間の最後に七本鎗の純米 渡舟 77%精米を燗でひとつ。

温めて旨みたっぷりでジューシー。渋みや辛さがなく、グッとふくよかになったイメージです。もちろんお酒あってのことですが、ここへ来ての燗、おいしいなあ。

焼酎を挟みながら日本酒をひとしきり飲んだ後は、日本ワイン行ってみましょう。焼酎も飲んでるんですけど、僕もこの後焼酎のイベントが控えていたもので。

山梨は甲州市勝沼町のくらむぼんワインでは、ベルカント マスカットベイリーA樽貯蔵2016をいただきました。

酸味は弱めで軽やかに飲める感じで、後から樽の香りも広がります。飲みやすいタイプで家に置いておきたいです。

同じく勝沼の蒼龍葡萄酒。山梨のベーリーA 樽熟成2016を試飲しました。

樽は新樽とそうでないものを使っていて、しっかりとした香り。甘みも強く、しっかりした味の料理にも合わせられそうです。

ワイナリーの方いわく、日本の品種である甲州やマスカットベイリーAを使ったワインは味噌といった日本の調味料によく合うんだそうです。

岩手のエーデルワインブースもお客さんが途切れていない人気のブースでした。

真ん中のAsue赤はメルロー主体で、ロースラーも使ったワイン。柔らかなメルローの甘み、果実感の奥に、スパイシーな渋みが隠れていて表情豊かな銘柄だと思いました。

この後もしばらくワインを飲んでいると、ちょうどステージで蔵元・ワイナリーの挨拶がやっていたんですけど、播州一献の山陽盃酒造さんが「今日はすごいお酒を持って来ています!これから出します!」と呼びかけ。

ブース前には瞬く間に人だかりが。記憶が定かじゃないですが、大吟醸の7年熟成とひやおろしの8年かな。

気前よく注いでくれます。今年からの若手の夜明けも楽しみにしています!

…これは、ウマい。言葉がいらねえ。

時間を経たことによる複雑で濃厚な甘みと深みのある熟成感。カラメルのような香りはこれまで体験したどんなお酒よりもリッチでメロウで、感動のあまりスマホには「カラメル香の仙人」って書いてありました。どんな意味なんだ。

余韻のニュアンスもすごい。複雑で円熟した風味と余韻が、あるタイミングで幻のように消えてしまうのです。これはズルい。スーパーなお酒。

と、次があるのでここまでだいたい1時間半弱ですが、イベントを満喫しました。初めて来た友達も来年はおつまみを大量に持って来て(言ってなかったですけどOKなんですよ)参加したいと言っていました。来年は時間フルフルで全ブース周りますよ。

タイガーマスク募金に募金するとグッズがもらえますよ!

今回の参加メーカーとお酒です。すごいなあ。このエネルギーはきっと世界を救う一助になるでしょう。

どうもありがとうございました。