【行ってきた】宮崎ノンジョルノが最高すぎて焼酎が3倍好きになった話

10月29日、宮崎市内で開催された「焼酎ノンジョルノ」に参加してきました。

台風22号が接近する中、前日から当日朝にかけては市内でも大豪雨!

山形屋の前の歩道では水の中に靴が飲み込まれるほどで、中止も検討されたようでしたが、なんとか無事に開催。飛行機の欠航の影響で、参加できなかった人がいたのは少しお気の毒でした。

会場となる宮崎観光ホテルの目の前を流れる大淀川も、この夕景です。

ところで焼酎ノンジョルノというタイトルは、ボンジョルノっぽくてどことなくイタリアンな空気が漂います。でも、焼酎とイタリアのコラボイベントではなく、宮崎県内の蔵元と焼酎が集合する一大イベント。

「ノンジョルノ」とは、宮崎弁で「飲んでるの?」という意味なんだとか。今日から使おう。

焼酎好きの僕も、宮崎の本格焼酎を現地でとことん堪能しにやってきたのでした。テンション上がってきたぞー!

まずは受付でグラスを受け取ります。18時からということでしたが、少し早く受付開始。

開場の18時半までは、ホワイエに設置された「利き酒コーナー」で焼酎を味わいながら、思い思いに時間を使ってメイン会場への入場を待ちます。

知り合いの蔵元さんに「ここで飲みすぎちゃダメだよ」と言われながらも、目の前に焼酎があって飲まないという訳にもいきません。会場にブースを出していない蔵の銘柄を中心に少しだけ、大丈夫少しだけでやめときますよ。

こちらは川崎醸造場の園の露。緑色の四角い瓶からデザインが変わっていました(別物かな)。

甕由来の独特の香りと複雑味のある味わい。美味しい。

宮田本店の銀の星です。芋の旨みがしっかりと感じられていて、それでいてキレイな焼酎。香りも洗練されています。

生駒高原酒造の牧場の櫻です。初めて見ました。コナホマレという芋を使って2年熟成させた銘柄。

芋の香りとゴツゴツした味がすこし重めでしょうか。氷が溶けて少し薄まると、伸びが出てほどよい感じでした。

開場にはまだ少し時間がありますね。30分って長い。藤本本店の藤の露いただきます。

麦感が少し抑えられていて、甘みがあるのが米麹だからでしょうか。

落合酒造場の加江田です。少しだけでもなければ、最早来ていない蔵でもありません。すごく気になってつい。その味は……。

紫芋のような香り。味もあまり飲んだことない感じ。酸っぱいけどそれだけじゃない奥深さ!なんか不思議ともっと飲みたくなる。

そうこうしていると、時間は19時になりメイン会場がオープン。この日は500人以上の来場者がいたそうです。

壁際にずらっと蔵元ブースが並び、ステージの左右にビュッフェ形式の料理コーナーがありました。円形の丸テーブルは自由に使っていい感じ。

バンドの演奏が場内を盛り上げてくれます。

料理はホテルの用意したものと、「Fooding Miyazaki」という宮崎在住の人気シェフのユニットが提供するものがあるといいます。

オープニングセレモニーが始まるまで少し見ていきましょう。ホテルの料理も豪華!

ハムなどを盛り合わせたシャルキュトリー的な皿。ビュッフェの定番です。

一口サイズのおつまみ。いろいろな種類があります。

言ってなかったですが、チケットは5000円。焼酎飲んで、料理たくさん食べて贅沢な話です!

ステージではセレモニーが始まっています。終わるまで料理は食べちゃダメです。

三年連続日本一となった、宮崎県の本格焼酎の出荷量。酒造組合の会長さんから報告と感謝の言葉があった後、県知事に記念ボトルの贈呈がありました。

それから、手が空いている蔵元も登壇して、乾杯タイムです。

乾杯ー!パチパチパチパチ。

セレモニー終了と同時に料理も解禁。早くも行列ができているブースも見えます。

今回で3回目となる、この形でのノンジョルノですが、経験者が口を酸っぱくしてアドバイスしてくれたのは「まずは料理を取りに行け」ということ。「Fooding Miyazaki」のシェフが作るメニューはすぐに品切れになってしまうそうです。

ということで、宮崎一と呼び声高い一心鮨 光洋のお寿司をとりに。すでに大行列!5分ほどで自分の番になりました。

「延岡獲れの握り鮨」はカンパチ。醤油は刷毛で表面に塗りましょう。

で、このカンパチ。たかがカンパチの思うなかれ…。

めちゃくちゃウマい!!食感が少しねっとりしていて、凝縮された旨み・甘みが舌を包みます。食べごろまで熟成させた、プロの技を感じますね。

焼酎ももらいに行きます。旭萬年で知られる渡邊酒造場の兄弟、4代目の幸一郎さん(右)と弟の潤也さんです。

萬年 黒麹をロックでいただきます。しっかりしたボディ感。安心する味ですね。

幸一郎さんはイベントそのものの運営にも関わっており、現場でも走り回っていました。

料理探検のコーナー第2弾です。ローストビーフでしょうか。

鯛の尾頭付きも!豪勢。先に写真でもと思って、目を離すとすぐに消え去っていました。

このくらいの時間になると、料理は減り始めているので写真はイメージです(食事解禁前に撮影)。

人だかりができていたのは、千本桜や赤鹿毛、青鹿毛などの銘柄を造る柳田酒造。蕾千本桜が新酒だといいます。

代表の柳田さんによると、この新酒はとても出来がよいそう。「甘みがぐっと追っかけてきますよ」とのこと。

麻婆豆腐がありました。スパイシーな料理にも焼酎は合いますよね。

やたらとフォトジェニックなタパス。美しい…(イメージです)。

松の露酒造ブースで、日南の酒屋と造ったという限定の匠蔵をいただきます。

口当たりが良くて、すっきりと飲むことができます。

幸蔵酒造の幸蔵。しっかりした味で甘い芋の味わいが印象的です。

ランプ亭の藤澤シェフが作った、豚の豚足のポトフが最高すぎた。上手く撮影できずにすみません。

くせのない上品な豚足は、内に動物的なエキスをたっぷりと秘めていました。

カルパッチョ系も豊富(イメージです)。でも比較的残ってたかな。

尾鈴山蒸留所ブースです。山ねこが中身が新酒とのこと。

黒木信作さんいわく「苦みがだんだんと甘みに変わっていく」ということでした。ピリピリした新酒らしい香りはありつつ、確かに段々と甘みが増す!

ステージの右側には、立ち呑み たたんばあのブースも出ていました。左側は焼酎BAR よっと。酒、人、食材と全て揃っていて、まさに宮崎オールスターズ。

たたんばぁは、蔵元が参加していないお酒を中心に扱う、焼酎アンバサダーのコーナー。好みに合わせて、丁寧にオススメしてくれました。

アカツキ酒造の造る米焼酎「暁」。宮崎で米というのは珍しいですね。

スッと舌に馴染んで飲みやすいですが、最後にクッとしっかりと印象的な余韻を残してくれます。

本格焼酎カクテルBARもありました。

フルーツやスイーツも豊富です。すごいすごい。もう少し減ってたけど。

焼酎スイーツをいただいてみたいと思います。宮崎市内にあるasaBAKE COFFEEが提案する栗と焼酎のフォンダンショコラです。

渡邊酒造の旭万年星が使われているそうです。香ばしい麦焼酎はチョコ系とも相性完璧ですね。

まだまだお酒もいただきましょう。小玉醸造のブースへ。

杜氏潤平の華どり。初垂れ(ハナタレ)とも呼ばれる、蒸留器から最初に出てくる焼酎です。

香りがとても華やかで、澄んだ複雑な味わい!すごい!

古澤醸造のブースです。八重桜 むぎをいただきました。甘みがしっかりしていて、穏やかな口当たり。美味しい。

何気なく書いてますが、ブースからブースへ逆側へ移動するには50mくらい歩きます。ステージ上ではミス焼酎のコンテストが進行中です。

また逆サイドへ。落合酒造場赤江が気になります。

原料に県産の紫優を使い、フルーティな香り。紫芋っぽい甘い味わいが良いですね。

落合さんお代わりで、四万十日和 GINGERです。

生姜の風味、残り香が良くて、ソーダ割りにしたときの清涼感といったら。

松露はストレートで。オーソドックスな芋ですね。力強い!

京屋酒造かね京かんろ。コクがあって、芋の味わいがしっかり感じられます。

こちらはあがくれ醸造の日向あくがれです。14度まで抑えたことで、軽く飲める一杯。この時間になると嬉しいですね。

本当は、ほかにもたくさんの焼酎を飲んでいるのですが、写真がなかったり、最後大急ぎだったりとか。

ステージ上の催しも本当は見ているんです…!どこからどう見ても、ただ飲んでるだけですが。

地元で飲むお酒は美味しいと言いますが、まさにその通り。蔵元さんに直接お酒の話を聞くと、応援したくなって愛着も湧きますし、地元の食事にもやっぱり合う。

何より、老若男女の人たちがこんな風に普通に焼酎を楽しんでいる中にいると、自分も宮崎の人のように昔から焼酎が大好きだったかのような気分になります。

昔から好きなんですけど。焼酎って楽しい。これからも飲んだり、応援したりしていきたいです。ごちそうさまでした!

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