アクティブリゾーツ宮城蔵王の水風呂がマジ卍。1人3000円で天国だわこれ

ちょっと前に、友達と宮城県の蔵王に行ってきました。特に目的はなく、これと行って期待することもない行き当たりばったりの旅だったものの、めちゃくちゃ満足した二日間でした。

ところで、蔵王という地名はよく聞きますが、山形県側と宮城県側に同じ地名があるって知ってますか?そんな風に偉そうに言いつつ、僕も今回の計画を立てるまで詳しくは知らなかったんですけど。

樹氷や蔵王温泉で有名なのは山形蔵王と呼ばれる地域で(宮城蔵王にも温泉も樹氷もあります)、多くの人が蔵王と聞いて思い浮かべるのはこちらかなと。それに対して、宮城側には何があるかと言えば、ここ数年で人気急上昇なのは「宮城蔵王キツネ村」。

海外で人気のあるインフルエンサーのSNS投稿で火がついたとかで、最近はものすごい数の外国人観光客がやってくるスポットです。キツネ村のほかには何もない(と言っても間違いではないかなと)地域なので、この施設ひとつですごい集客力です。

今回も目的のひとつは、このキツネ村を訪れること。都内から車で3時間とちょっとで思っていたよりも早く着きました。

行く前は田舎のしょぼい動物園くらいに思ってましたが、行ってみるとかなり楽しい。キツネたちを追いかけているうちにあっという間に時間が経っていました。それほど大きな施設ではないですが、1日でも滞在できそう。

この日泊まったのは蔵王キツネ村から車で20分くらいの距離にある、遠刈田温泉にあるホテル。遠刈田はこけしの産地としても知られているようで、この間たまたま見ていた「マツコの知らない世界」でもこけしが紹介されていました。

ホテルは遠刈田の中心部から、もう少し坂道を上ったあたりに。奥に見えるのは蔵王山でしょうか。そうだとするなら、裏側は山形県ですね。

アクティブリゾーツ宮城蔵王です。友達とホテルを探して、素泊まりが一番安かったというだけの理由で決定しました。車があったから不自由しませんでしたが、周りには基本何もありません。

夕方にチェックインした時、部屋飲みする気マンマンの買い物帰りの人を結構見ましたが、確かに落ち着いちゃったら出かけるの面倒になるロケーションですね。

ホテル内のいたるところにこけしがいます。あどけない表情ですが、すべてを見透かすような目がコワい。

部屋です。たぶん広さは10畳。値段は一部屋9000円と、もはや意味がわからない安さです。

ホテルの周りに何もなくても、大浴場とサウナがあるんだから無問題です。このホテル、とにかく大浴場が最高でした。1泊する間に3回は行きたかったんですけど、夜は夜でご飯もお酒も美味しくて帰ってきて寝ちゃって2回しかいけず。

大浴場自体はシンプルなレイアウト。近くで湧いた低張性中性高温泉とのことで、浴室中央の大きなお風呂を囲むようにシャワーが配置されていました。お湯は熱めで気持ち良い。

Active Resorts 宮城蔵王

露天風呂は源泉掛け流しと加水したお湯の2つの浴槽がありました。水温は40度くらいでしたが、外気温が5度なのでずっと入っていたい…。最初、露天風呂に出ると寒くて震えるほどですが、お湯に入って、風に当たって、ってやってると気温差がすごく気持ち良くなってくる。エンドレス温冷浴です。

そしてなんと言ってもサウナ。正確には水風呂ですが、マジで最高。

サウナは3畳くらいのコンパクトなスペースで、気温90度あるかないかくらい。割としっとりと湿度があって過ごしやすい感じでした。心地よく発汗できる温度・湿度で新しい目の?木の香りも良い。書いててサウナ入りたくなってきた。

サウナも良いんですけど、特筆すべきは水風呂。ハンパない。とにかく冷たい!

冷たい地下水のイメージ(蔵王山/写真AC

横浜のスカイスパなんかが好きですが、都内近郊にも冷たさで評判の水風呂はいくつかあります。だけど、このアクティブリゾーツ宮城蔵王、文字通りケタ違いの水温の低さ!

冷たいと水風呂は肌の表面がチリチリしますが、それを越えて肌の表面がひねりちぎられるよう痛みが襲ってきます。あと1セット目は血管が圧迫されて足がもぎ取られてしまうんじゃないか、っていう痛み。追って足先、つま先まで麻痺するような感覚がやってきます。

そんな痛みの何が気持ち良いんだよドMかよと思ったことでしょうが、水風呂を出て少し休んで、またサウナに行って、それからまた水風呂に入って、ってやっているとこの尋常じゃない水風呂の冷たさも気がつけば快感に。これは整いました…。

夜は遠刈田温泉の中心部へと繰り出し食事。闇夜の雪の中、15分ほど歩いて「番や」にやってきました。

地元の居酒屋さんという感じのアットホームなお店で、宮城の日本酒も豊富。これは楽しみです。

カウンターに置いてある作り置きのつまみがいい感じ。ほかに季節の限定メニューや餃子など定番メニューもありました。煮込みハンバーグ。燗酒に合いそう。

チーズハムカツ。いや、これはもう一杯炭酸が飲みたいな。

ホッケもいただきます。分厚くて脂がのってておいしい。これは今年イチのホッケかもしれません。宮城県の山奥でホッケがまさかのシーズンハイ。びっくりしました。

日本酒も飲んでみましょう。あたごのまつとZAO Inspiration。このZAO Inspiration、初めて飲んだんですけど造りがキレイでシルキーな舌触り、穏やかに醪の香りがするお酒でした。一緒にいた日本酒好きの友人がいたく気に入ってました。

日輪田 純米の山廃。山廃でも日輪田らしい繊細さ。食中酒として万能さを発揮してくれます。

料理で最高だったのはセリ鍋。セリってほとんど食べたことがなかったので、一生分くらい食べた気がします。注文するとダシが入った小鍋と、セリ(根、茎、葉)が運ばれてきました。

まず固い根っこに火を通して、それから茎、葉、ネギを鍋に投入します。

食べる前は根っこってこのまま食べるの?とおっかなびっくり口に運んでいましたが、口に入れて衝撃!なんだこれ、めちゃくちゃウマい。根っこですよ根っこ。こんなウマい根っこあるのか。

ダシと鶏肉とのハーモニー。セリ鍋がおいしすぎて手が止まりません。3人でこれでもかと食べて1200円だったので、もうひと鍋注文しても良かったです。

一人3000円くらいで、お酒も料理も大満足。お腹いっぱいで帰路につきました。とりあえずセリ鍋がおいしすぎたので、冬は毎年宮城にくることに決定しました。

帰り際セブンイレブンでビールと中華蕎麦 とみ田監修の豚ラーメンを買って帰りました。週4でこのラーメンを食べてる友達曰く、一杯でビールが3本飲めると。

うん、確かにウマい。ジャンク。コンビニで二郎インスパイアが食べられるとはすごい時代です。ビールが進む進む。

とみ田ってこういうラーメンもあるんですね。木更津アウトレットの店しか行ったことがなかったので、つけ麺の店だと思ってました。

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最後はスープにおにぎりを投入してシメ。寝ます。

翌朝、もう一度大浴場に行きました(朝はサウナはなし)。外気温が1度で温冷浴がはかどるはかどる。

宮城蔵王、完全にノーマークでしたがすごく良かったですね。旅は事前に持っているイメージだけで決まるものではないし、改めて日本の温泉地には良いところがたくさんあるなと思ったり。

そう考えると国内でもまだまだ数え切れないほど出会いがありそうですね。何度も繰り返しますが、冬にはもう一度セリ鍋を食べに行きます。

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