神津島で食べたキンメとムツの刺身がおいしすぎて忘れられない

刺身が好きで、何かっていうと刺身ばかり食べています。東京でも旅先でも、ランチでも酒の肴でも。

そんな刺身ジャンキーな僕ですが、この間旅先の神津島で驚くほど美味しい刺身に出会いました。

それが、この刺身定食です。

ちょっとこの写真だけじゃあ、僕の感動が伝わりづらいですかね。これだとどうでしょう。

なかなかレベルが高そうだと思いませんか?

魚好きや食通の人から、よく言葉を聞くことがあります。

「新鮮すぎる魚は美味しくない」
「寝かせて旨みを出してこそ江戸前寿司」

確かに、鮮度・歯ごたえとうま味は反比例すると言われているように、魚は新鮮なものよりも少し熟成させたほうが旨み成分(イノシン酸などのアミノ酸)が多く、濃厚な味わいを感じやすくなります。

新鮮なぷりぷりさはなく、少し日を置いてねっとりした鯛が、すごく深い甘みを持っていた、という経験を持っている人も多いかと思います。

だから、新鮮な魚は、新鮮さを感じるために港で食べるもの、といったイメージが持たれやすい面があると思いますが、そんな常識は神津島の魚の前では意味をなしていませんでした。

神津島は、東京から南へ178km、太平洋に浮かぶ伊豆諸島のひとつの島。

水産業が盛んで、この地域の金目鯛はとても有名ですね。現地の漁港の様子です。

さて、今回寄ったのは神津島港のすぐそばにある「よっちゃーれセンター」という施設。島の漁協女性部が運営しています。

 

1Fは、水揚げされた新鮮な魚介類を使った加工品などを販売。干物がいろいろと置いてあります。

食堂は2Fにあって営業時間中は島の人を中心にいっぱいになっています。メニューは1000円の定食と単品メニューがいろいろ。

 

ここは僕的には迷わず刺身定食。食券を買って、店員さんに渡しましょう。

5分も経たないうちに、刺身定食とご対面。これで1000円ってすっげーー!

ごはんと刺身のほかに小鉢が4皿。たくあん、ところてん、魚の南蛮漬け、明日葉の煎ったやつがついていました。

明日葉が入ったかき揚げも。

そして何と言っても刺身です。左からムツ、アカイカ(だったか)と金目鯛です。このぶ厚さ、この色味!

こんなキンメの色は見たことがありません。実際、食べてみると甘みが強く、上品さがあって、とても香りが良い。それでいてしつこくない。

なんだこれ…。揚がったばかりの新鮮な金目鯛を使っているとのことでしたが、それでこんなに旨みがあふれてくるとは。今まで食べた金目鯛、いや刺身の中でも3本の指にはいるかもしれません。

そして、そして、この見るからに脂が乗ったムツを見てください!絶対おいしいやつ。

最初、淡白に感じそうなんですけど、そこからムツの風味と甘みがぶわっと口の中に広がります。食感も弾力はあるけど、ねっとりとしてて、脂がしっかりのっています。なにこれ天国でしょ。

もちろん、イカもおいしかったですよ。

いやあ、これで1000円ってのは本当に信じられない。正直、最初は島でも結構高いんだなとか思ってたんですけど、今は2000円でも食べたいです。

この鮮度の高い刺身をたべるためだけでも、もう一度神津島に行きたい。そんなすごいムツと金目鯛でした。

よっちゃーれセンター
東京都神津島村神津島港内
04992-8-1342
11:00~14:00
火曜、年始休み

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