【無料キャンプ】島全体が国立公園!神津島のテント泊が楽しかった

この間、伊豆諸島の神津島に行く機会があったので、到着した日に沢尻湾キャンプ場を利用しました。

店が集まるエリアからは徒歩で15分ほどと少し離れていましたが、便利とは言えないにしろ、静かで良い雰囲気でした。到着からの1日をレポートしてみたいと思うので、よかったら参考にしてみてください。

神津島へは大型客船かジェット船で

神津島へは東京の竹芝と下田から船が出ていて、竹芝からであれば夜行の大型客船かジェット船のどちらかが利用できます。

大型客船さるびあ丸は伊豆大島、利島、新島、式根島を経由して神津島まで約12時間。飛行機のようなジェットエンジンを積み、時速80kmで航行するジェット船なら約3時間です。

神津島は島の東西に神津島港と多幸湾という2つの港があり、その日の天候や海の状況に合わせて到着・出発する港が変わります。この日は島の東側にある多幸湾に到着しました。

沖縄の西海上にいる台風の影響で道中は波が高く、結構揺れました。ジェット船は基本的には揺れが少ないとされていますが、大きい波だと影響を受け3m50cmを超えると運航できないそうです。

ジェット船「セブンアイランド」は3隻あって、どれもカラフルな外装。シートや船内の感じがそれぞれ違います。

波が強かったためか到着したのは漁港の奥の避難桟橋という場所。宿の人や地元のお迎えの人などが港に何人か待っていました。

バス停や待合所がある場所までは歩いて10分くらい。湾の対岸に見えるんですけど意外と遠いです。ちなみに帰りは待合所から東海汽船の人たちが車で送ってくれました。

通りがかりの漁師のおじさんが「すぐそこだから乗ってけ」って拾ってくれました。海がすごく青いです。ちょっと曇ってるけど。

多幸湾発の町営バスは近い時間帯は13:10がありました。1日の本数は多くないですが、フェリーとの接続も良いみたいです。詳しい時刻表はこちら。1回一律200円です。

バスの運転手のおじさんは島滞在中に何度もお世話になりましたが、お話好きでとても親切な方です。一度、お母さんがお仕事になってしまったとかで可愛いお孫さんを連れていました。

神津島港の方まで行って泊まりの手続きをしましょう。

キャンプ用品は先に送っておくと楽

テントなどのキャンプ道具は、自分で持っていくか宅配便で荷物を送るかの2つの方法があります。

離島と聞くと配送料が高そうですが、伊豆諸島は東京都なので都内から都内へ送った料金になります。手持ちの場合は東海汽船で超過分の荷物代(ひとつにつき1000円)がかかるので、送ったほうが安いというケースもありそうです。

留置き・営業所での受け取りに対応しているのは日本郵便(ゆうパック)と丸甚運送(クロネコヤマト)。

 

神津島港に若干近いのは郵便局ですが、どちらも神津島港から歩けない距離ではないです。丸甚運送の場合は、多幸湾からの町営バスに乗ると前で降ろしてくれます。

丸甚運送さんでは事前にお願いすればキャンプ場まで運んでもらえるという情報もありますが、このあたりは自分で問い合わせてみてください。

なお「神津島 キャンプ」「神津島 宅配便」とかでヒットするブログの記事がありますが、丸甚運送の電話番号が間違っています。電話がかかるお宅の方が困っていましたのでご注意ください。

◆丸甚運送
東京都神津島村1435-1
04992-8-0040

※営業所受け取りの際には、事前に連絡の上、伝票に自分の名前、到着日、連絡先を書いておくと安心です。

丸甚運送から神津島港に向おうとすると、途中に100円均一のCan★Doがあります。知ってます?伊豆諸島ではCan★Doがかなり頑張ってるんですよ。コンビニないのに。

網とかちょっとした食品とか、キャンプに使えそうなものもありました。

坂を下りて前浜海岸が見えてきたら、キャンプの手続きをする観光協会はすぐそこです。

キャンプの申し込み&ネット利用可

暑い。日差しがかなり強いです。

ぱっと見、湘南とかのエリアにも見える神津本道を歩いてます。目的地は写真の真ん中の左らへんにある三角屋根。

まっちゃーれセンターに到着しました。ここでキャンプ場利用の手続きを行います。

建物内に神津島観光協会があります。キャンプとかの手続きのほか、観光情報もいろいろと出ています。あと、こちらで神津島温泉保養センターの入浴券を買うと、通常料金の200円引きで買うことができます。

キャンプ場利用は事前の申し込みは不要で、着いてからこちらの申込書に必要事項を書き込めばOKです。沢尻湾キャンプ場と長浜キャンプ場。多幸湾は現地で手続きと料金支払いをする必要があります。建物内にはコインロッカーもあり。

 

畳の休憩コーナーのほか、ベンチの数も多く休むだけならいくらでも休めます。

東京都のWiFiも飛んでいます。ネット使い放題。

持っているデバイスのWiFi選択から「FREE Wi-Fi&TOKYO」を選べばOK。メールアドレスかSNSアカウントで使えました。

一度外れると、つながるのに時間がかかる感じでしたが、そういう時はURL(http://www.wifi-tokyo.jp)を直でクリックすると良さそう。

ちなみに建物の外のベンチでも接続できました。電源があれば24時間使えちゃうじゃない。

館内の電源は使ってる人もいましたが、特になにも言われていなかった様子。使っていいのかの確認はしていません(人がいないのにそもそも誰に)。

キャンプ場に到着!設備はなかなか

今回拠点を置くのは神津島港から1.5km離れた沢尻湾キャンプ場。長浜も海が素晴らしくキレイだと聞いていたのですが、テントとスーツケースをもって4.6km(アップダウンあり)はちょっと難しいかもしれません。

車があれば楽なんですけどね。

道中です。慣れるとちょっとした用事でも平気で村落まで歩いて出てきちゃいますが、最初は遠い。

海は台風7号の影響で荒れていますが、かなり鮮やかな青です。

15分ほど歩いて到着。沢尻海岸です。海の色!

 

沢尻湾キャンプ場の様子です。誰もいない…。芝生のところはどこにテントを張っても良い超フリーサイト。

話には聞いてましたが、予想以上に目の前が海。すごいロケーションだ。テント出て10秒で海に入れます。

トイレには水シャワーあり。汚くはないけど、キレイってほどでもない。普通。

炊事場です。薪や木っ端は使い放題。誰かが置いていったボンベがありました。飛行機で帰るのかな。

ゴミ捨てが可能なのが地味に嬉しい。利用者が多いのか、回収がたまになのか、結構溜まってました。

物見やぐらから見たキャンプ場前の海と、その後ろにある廃ホテル。1Fがピロティになっているので、雨風はしのげそう。不気味ですが。

この場所に決めました。

この日はかなり風が強く、通常で風速5m、瞬間的に15mくらい来てるんじゃないかってくらいです。テントが飛ばされないようにしっかりと設営せねば。

地面は芝生と土。鍛造ペグ30cmでほぼ微動だにしません。ガッチリ。

設営完了です。GoProがあれば、ぼっちキャンプも寂しくないw

いやあ、いい場所ですね。ちょっと風の音が強くて休まらないけど、穏やかな日なら心からくつろげそうです。

ひと休みしたら買い出しに行きましょう。

買い出しは港周辺で済ませる

沢尻湾キャンプ場の近くは水道の水以外何もありません。

道路を挟んだところに自販機がありますが、僕が行った時は故障中。その奥の民宿のは、使えるのか不明でした。

なので、一番近い自販機は港の裏手にあるここ。約1km。さすがに、飲み物だけ買いに来るには遠いですね。

海の道沿いにみやげ屋と商店を兼ねた店もあります。

あと、坂を上って村落の方へ行くと商店や食料品店、パン屋なども。キャンプ場から歩こうと思うと結構遠いですね。

今はもう使われていない懐かしい感じの自販機。

前浜海岸には、夏の間ComeRingというビーチバーが出ています。オシャレ海の家。

このロケーションで飲むお酒は最高です。神津島の焼酎・盛若を使ったハイボールが沁みる…。

夜まで営業してる島の数少ない飲食店なので、遅くまで賑わっているようです。なかなか良さげ。

ComeRing
東京都神津島前浜
11:00~17:00、17:00~21:00
http://comering.net/

食事は店で済ませちゃおうかな

今回、キャンプと良いながらBBQコンロは持ってきてません。いくら送ると言っても、1人じゃ運ぶのも大変ですから。

あるものと言えばこれくらい。お湯が沸かせればちょっとした食事やお湯割りが作れるし、いいかなと。

なので、夜は島の店で軽く飲むくらいにします。

さっき観光協会で聞くと、「行きやすいのはビーチのComeRingとHyuga brewery(日向ブルワリー)」とのこと。ComeRingはさっきも行ったので、もう一軒のHyuga breweryを目指します。

日向ブルワリーは島でクラフトビールを作ってるお店です。神津島港からは村落の方へ上って徒歩10分かからないくらい。

仕込みが行われる工場もガラス張りで見えるんですね。

日向ブルワリーでは、島ならではのユニークなクラフトビールを造ってるとのこと。気になります。

明日葉入りってすごいな。あのクセをどうやってビールにするんでしょう。そのアンジーを飲んでみました。

うーん、明日葉!あの苦みがビールに溶け込んでいてクセがあります。意外にもおいしい。でも飲めば飲むほどノドが乾くな。

島に飲食店が多くないからか、この後店は地元の人の予約でいっぱいに。店はないわけではないんですが、常連じゃないと入りにくいお店も結構ありますね。

野菜のグリル焼きを注文しました。グリル焼きの特製ソースがおいしい。

こちらはタコとエリンギのオーブン焼き。

島の焼酎・盛若を使った盛ガリータも飲んでみました。これは…悪くないw

メニューもいろいろでいい意味で今風。新しい島の顔が見られる店でした。あとクレジットカードも使える。ほぼ現金が当たり前の島では珍しいですね。

島は夜が長いので、時間ができたら寄ってみると面白いかもです。

Hyuga Brewery
東京都神津島村142-2
04992-7-5335
18:00~23:30(23:00LO)
月曜休み

暴風の中、焼酎飲んで寝る

一杯機嫌になってテントに戻ってきたら、風がますます強くなってました。テント倒壊しないかな。

波の音を聞きながら、満天の星空を見て…なんて夜の過ごし方を考えていましたが、どちらも難しそう。何をしようか。

やることがないので前の日に新島で買った焼酎を飲んで寝ます。

水シャワーを浴びて寝ます。3時ころ強風で身の危険を覚えて目が覚めて外に出ると、空の色が少し変わってきてました。

4時半くらいにはもう明るく。ああ、飛ばされなくて良かった。

あれだけの強風でもペグはゆるみもせず。ワンポールテントでしっかりしたペグを打ち込めば、それなりに耐えられるんですね。

本当は夜のうちに温泉に行こうと思ったんですけど、21時まででした。なので、後でオープンと同時に行ってきました。沢尻湾キャンプ場からは歩いて10分かからないくらいです。

朝は人も少なくて最高。泉質がすごく良いって聞きました。露天風呂には水着がいりますよ。

朝の散歩で赤崎遊歩道へ

朝の3時すぎには目が覚めているので、5時くらいはもう活動している時間。3km先に赤崎遊歩道という有名なスポットがあるらしいので行ってみます。海が荒れているのでさすがに入れないかな。

キャンプ場を上から見下ろすとこんな風でした。

長浜キャンプ場の横を通ります。こちらも素晴らしいロケーション。

別料金で使えるかまどコーナー。泊ってたところと違ってしっかり整備されています。

道々、地層を見たりトロッコ跡を見学したり。

歩いて45分くらいで到着しました。赤崎遊歩道。見たことあるよこれ!

飛び込み台あります。波が強くなければなー。

満足したので帰ります。

刺身定食ランチを食べて帰ろう

キャンプ場に戻ったら海を眺めたり、シルバーセンターのみなさんの作業を見たりして、そろそろ帰る時間に。

風が強い中、一生懸命テントを畳む。

来た道を神津島港の方へ戻ります。観光協会の隣の建物「よっちゃーれセンター」でランチを食べていきましょう。1Fは魚の加工品などのおみやげがたくさん。2Fが食堂です。

定食のラインナップです。どれも1000円。金目鯛の煮つけも捨てがたいですが、ここは刺身定食で。

食券を買って店員さんに渡しましょう。

少し待つと到着。すごいボリューム!刺身がぶあつい!

ムツとイカとキンメの刺身。ムツとキンメ、本当にウマい!これだけを食べにでも神津島に通いたいと思いましたよ。

獲れたてのキンメとムツは脂のノリが全然違います。おいしすぎて絶句。

(関連)神津島で食べたキンメとムツの刺身がおいしすぎて忘れられない

腹ごしらえを済ませたら、ジェット船で東京に帰る時間。今日も多幸湾から出発なのでバスで移動します。

今日も避難桟橋から出発だったので、待合所で待って時間になると東海汽船の人が車で連れて行ってくれます。

待合所には売店がひとつあって、Wi-Fiも使えますよ。Wi-Fiの話ばっかりしてるな。

高速船で3時間もすれば竹芝です。特に何かをしたわけじゃなく、滞在したのも1日だけでしたが神津島、すごく良かった。今度はまた夏の終わりくらいにゆっくりと来てみたいですね。

東京からも比較的いきやすいのでとてもオススメです。島編はまだ続きますよ!次は伊豆大島へ。

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