【企画】webの連載記事:人生と仕事(仮)壮んな老人にインタビュー

◆勝手に企画書シリーズ

お題:webで連載するインタビュー企画


【タイトル案】

シリーズ「人生と仕事(老いては当に益々壮んな人々)」

【企画概要】

80歳以上になった今でも現役で働く人たちを取り上げる連載。毎回、1人をフォーカスし、その人物に1日密着。1日の仕事の取り組みを追いかけることで、経験に培われた若い世代には真似のできない技術や、これまでの人生で育ててきた仕事観を浮かび上がらせる。

取り上げる人の条件は、

  • 80歳以上
  • 今でも仕事を続けている
  • 著名人でなく、希少すぎる職業でもない

を満たしていること。

企画の発端は、少し前に東京から1時間ほどの港町の隣町に取材で行った時のこと。港町には市場やアジフライで有名な店があるが、隣町の住民の人たちは皆、魚は家で食べた方が美味しいと話す。

魚をどこから買っているのか聞くと、その地域では多くの人が世話になっている行商さんがいるという。もうすぐ90歳になるこの行商さんは現在も一人で、朝に市場に仕入れに行き、町を回って魚を売りまっているが、注目すべきは”目利き力”とコミュ力。年齢で体が衰えるどころか、今でもバリバリの現役で、一番いい魚はすべて彼のところに集まってくるそうだ。

地方には(もちろん探せば東京にも)、今でもこういう達者な高齢の方が多くいる。会社にいると当然定年で退職して何十年も経つが、現場に立っていればまだまだ年齢は関係ないのかもしれない。著名人を対象にしないのは、地域の人だけが知ってる等身大の「すごい人」に迫りたいから。この連載を通じて、高齢化社会が進む現代にひとつのビジョンを提示できるのではないかと思う(※1)。

【構成・見せ方】

インタビュー企画ではありつつ、仕事に密着、対象が高齢の方という事情もあるため、長時間にわたっての対面取材は難しい。また、こうした企画ではついライターが感情移入しすぎて対象者が神格化させかねないので、情緒的な描写よりもあくまで淡々とした記述、事実の説明がベター(※2)。ヘミングウェイの『老人と海』や、アラーキーの写真のようなイメージ。

webページなのでレイアウトの制約はあるが、写真は多めに配置し、対話型コンテンツや吹き出しなどの装飾もできればカット。キャッチーさよりも素の対象者を伝える工夫が求められる。

【ねらい】

地域の人の口以外には上がらず、誰も知らない、そういったローカル・局地的だけど本当にすごい人生の先輩たちの生き様に迫る。

【掲載媒体イメージ】

30代以降のユーザーがメインで、骨太な記事を掲載する余地があるビジネス系サイト。


<補足>

※1 こういう文言は、本当は企画そのものには不要だと思う。もっと後になって、企画を通すために必要になってくる記述だろう。

※2 お題がインタビューって言われてるのに、インタビューじゃないところに着地する、みたいな脱線は企画あるある。個人的には面白い方が良いと思う。