GMOのガッキーは「これ夢だっけ?」ってくらいカワイイけど設定が謎すぎw

テレビの仕組みをよく知らない子供の頃は、CMはすべて偶然そのタイミングで流れていると思ったものです。

サッカーの時カズとラモスばっか出てくるよな、とか、ああまたドラゴンボールの時にはごろもフーズか、とか。

なんの話かというと、少し前から「クレイジージャーニー」とか「S☆1」で流れる、新垣結衣が出てるCMがめっちゃカワイイと全俺の中で話題だってことです。GMOクリック証券のCMですね。

なんだよこれ。何回見てもなんなんだよこれ、可愛さが非現実的すぎるだろ。

このCMを見ると「あれ、これ夢じゃね?」と思って自分の頬をつねりたくなるほど。それかこれはあれだ、マトリックス。我々の脳は仮想世界に接続されていて、電気信号で脳を刺激するとそれぞれの像が形を結ぶ知覚世界で生きているから、このガッキーは私たち一人一人の理想のガッキーなんだろうと。

いくら説明しても説明がつかない可愛さです。でも、ふと思ったんですけど、このCM、全然意味わかんなくないですか?

60秒のCMの内容としては、物寂しくもどこか未来の希望を感じさせるピアノの旋律が流れる中、本人役なのか何かを演じてるのかわからないガッキーが、朝起きたり、本を読んだり、暖炉に薪をくべたり、いきなり湖畔を走り出したりします。

一体何のメッセージなんだ!

ガッキーのイメージ映像なんじゃないかってくらい、ガッキー以外の要素がないこの映像ですが、かぶせられたナレーションもやっぱりガッキーの声です。なるほど、これを読み解けばいいんだな。

大人になるってどんなことだろう
例えば、子供を持つってどんな気分だろう
自分の命より大切ななにかできること?
大切なものはいつも逃げ足が速くて、
やっと見つけたら全然にせものだったりして
それでもなんとかなりますよ
自分の限界を知ることも、まだまだ知らないふりして進むこともできるはず
私もいつかママになって子供に伝えたい
少なくとも一生懸命駆け抜けたい
愛とか恋とか諦めない
GMO証券

余計わかんないわwww

このモノローグはガッキーが何かを読み上げているだけなのか、それともガッキーの言葉ということなのか。

途中にある「それでもなんとかなりますよ」というところに注目すると、これは詩っていうより話し手が誰かに語りかけている言葉のようにも見えます。そうだとしたら、話しかけている相手は、CMを見ている私たちでしょう。

新垣結衣CMスペシャルサイトのスクリーンショット(https://www.click-sec.com/corp/company/commercial/special/)

もともと、このTVCM「Life is」シリーズは「人生とは何か」を追いかける内容で、今回ので第6弾。

これまでの内容は、2014年の「Life is a Journey / Life is Fun」を皮切りに、
2015年「Life is Art / Life is Drama」
2016年「Life is Love / Life is Wonder」
2016年「Life is Challenge / Life is Sharing」
2017年「Life is Going on / Life is Beautiful」
2017年「Life is precious / Life is Belief」と続きます。16年と17年は2本ずつです。

共通しているのは、人生で大切なものを追いかけるのがテーマであること。

以前は、内容自体はもうちょっとストレートにわかりやすいというか、見やすくなっていました。最新のものとは違って、少なくとも映像の中で何が起きているのか、何について話しているのかはわかるくらいには。

ちなみに、2016年の「Life is Love / Life is Wonder」までは、それぞれの後に”+money”というワードも付いていました。まあ、GMO証券のCMなので、そうですよね。

だから人生で大切なものを探しつつ、それを実現するためにはお金もあるといいよね、ってことをふわっと示唆するってのがこのシリーズのねらいだっていう気もします。

様子が変わるのは、世の中的にもガッキーが大ブレイクした後の2017年の「Life is Going on / Life is Beautiful」から。

「Life is Going on」編では、自撮り棒を持ったガッキーが目的地を決めないまま、気のおもむくままに日々を楽しむ様子が伝わってきます。

ただ、この自撮り棒バージョンは、前年の逃げ恥の大ヒットとか、この時期のガッキーの受け入られ方を踏まえると、どうしても誰かのデートに見えてくるんですよね。

「Life is Beautiful」編にいたっては、ガッキーが夕日を見て泣いているっていう、完全にガッキー頼みのコンテンツに変貌していました。

それを受けての、最初に紹介した最新バージョンです。きっと、路線としては、時代の中で唯一無二の存在になってしまったガッキーの神通力だけで押し通しつつ、それをバージョンアップさせるため、より幻想的でより抽象的な内容に仕上げたってことなんでしょう。

だって、公式サイトのコンセプトがもはや意味不明ですから。

CMの設定は、古今東西。時代も時空も飛び越えて。
新垣さんは、旅を続けます。
時に学び。時に気づき。時に語り。
人生とは何か?自分とは誰か?
妖精の様に世界を舞い、
哲学者の様にコトバを紡ぐ新垣さん。
そのコトバは、普遍性を持つ言霊となり、
また次の旅へと新垣さんを誘います。

ね、考えてもやっぱりわかんないですよ。

次のシリーズが楽しみですね。

なお、最新版のメイキング映像が公開されているのですが、何の手がかりにもならないばかりか、謎が深まるばかりだったことをここにご報告します。

俺たちの知っているメイキング映像と違う。

ともかく、ガッキーはすごいなあ、って話でした。ドラマ「ドラゴン桜」では、豪華キャストの中の末席みたいな扱いだったけど、13年の月日は一人の女の子が日本中を飲み込んでしまうくらいには長かったってことですね。

どこにでもいる沖縄の女の子とか言ったことを皆々様に謝りたいと思います。実は、そのドラマで変な茶髪で棒読みの時から応援してたよ!