【飲み比べ】レモンサワーに代わる夏の「柑橘系サワー」を探してみた

みなさんは暑い日にはどんなお酒が飲みたいですか?

当然よく冷えたビールはいいし、爽やかレモンサワーも最高です。

ところで、春にレモン農家さんに教えてもらったんですけど、レモンの旬は11月~5月くらいなんだとか。つまり、僕らが一番レモンサワーを飲みそうな夏は、(国産レモンは)一年の中でほとんど出回ってない時期なんだそうです。

そこで、今回は旬のおいしい柑橘系を使って、レモンに代わる夏のサワーを探してみようと思います。

使うのは、キンミヤと強炭酸水(ウィルキンソン or セブンイレブン強炭酸水)、それに各果物が約10個。マイベスト柑橘サワーはどれになるでしょうか。

グリーンレモン

おすすめ!

レモンに代わる果物として、旬のグリーンレモンというのはズルい気もしないでもありませんが。ただ、やっぱりおいしい。

普段使うレモンよりも甘みがタイトな分、鋭い酸味が際立ってます。そのまま食べても酸味が強いんですけど、 まだ青い香りが豊かですごくサワー向き。

炭酸が加わることで、泡と酸っぱい果実味が合わさって、爽やかですごくおいしいです。泡の中にグリーンレモンの香りが混じり、炭酸の泡もねばりけのある舌触りになります。

こんな人向け:酸っぱい系の生レモンサワー好き

ライム

青い皮つながりでメキシコ産ライムを使ってみました。輸入物であれば、特に夏のこの時期が旬ってわけではないんですけど。

味の特徴としては、まずライムの酸っぱい香りが強く、とても爽やか。グリーンレモンに比べても酸味が強く感じられます。

果実味や甘みはそれほどなく、とにかくソリッド。でもその酸味がウマい。甘みよりも鋭さ、酸っぱさが欲しいという人にはピッタリです。

こんな人向け:濃いめでサワー作りたい人、鋭い酸味が好みの人

ニューサマーオレンジ

宮崎では日向夏と呼ばれる、静岡県産のニューサマーオレンジです。

レモンほどではないですが、酸味がしっかりとあります。後味は少しほろ苦くて、これがキンミヤ焼酎とよく合う。グレープフルーツとオレンジの間くらいの味のイメージ。

この苦み・渋みは炭酸と混ざると不思議と爽やかにも感じられますね。

こんな人向け:甘めの生グレープフルーツハイが好きな人

小夏

同じく宮崎の日向夏やニューサマーオレンジの仲間、高知の小夏です。ちょっと高かった。

小夏は身が柔らかくて果肉・果汁がたっぷり。そのまま食べると、酸味はほとんどないかわりに、甘みが強くで美味しい。

爽やかなオレンジの香りと、まろやかな甘みが炭酸・焼酎に合います。やや穏やかな甘さなので、少し焼酎は少なめにすると、ほろよい的なおいしい低アルコールサワーの完成です。

こんな人向け:そんなに強いお酒が得意じゃない人

河内晩柑

河内晩柑です。大学時代の知り合いで今は愛媛でミカン農家を継いでいる友達がオススメしてくれたのがこれ。

この河内晩柑は、1905年ごろに熊本県河内町で見つかったとされていて、大きな実が特徴の晩成の品種です。

実からはたっぷりの果汁が出ますが、甘みはほどほどでバランスよし。ちょっと口の中に残るほろ苦さが、焼酎の後味の苦みをうまく消してくれます。

そのまま食べると、酸味と果実味がもう少しあってもいいかな、という感想を持つ人がいるかもですが、お酒としてはキンミヤと混ぜた時のほうがキャラがお互いを引き立てあって良いと思いました。

こんな人向け:酒場でキンミヤの炭酸割りを頼む人

ジューシーフルーツ

おすすめ!

熊本県産の河内晩柑の一種で、「河内晩柑の王様」とも言われるジューシーフルーツです。

果肉がやわらかくて、搾ると大量の果汁がとれました。ジューシーで濃厚な甘みがある一方で、苦み、ほどよい酸味がバランス◎。

さすがは王様。キンミヤともバッチリ合って文句なしの仕上がりです。搾って炭酸で割るだけでも、とてもおいしかったです。

こんな人向け:果汁たっぷりの爽やかオレンジサワーが好きな人

甘夏

おすすめ!

大分県津久見市で1935年に見つかった、夏ミカンの変異・甘夏です。柑橘系って突然変異系で枝分かれした種類が結構ありますね。面白い。

甘夏は、みずみずしくてミカンらしい甘みと味わい。甘さとジューシーさがサワーにしてもそのままで、酸味は炭酸と相性が良くて、甘さと少しの苦さがキンミヤと相性抜群。

搾ると果肉も結構残って、プチプチした食感も良いですね。お酒ってより甘夏ドリンク(プラス焼酎)って感じ。

こんな人向け:おばあちゃん家で夏ミカンたくさん食べた人

紅甘夏

紅甘夏は、その名の通り甘夏よりも赤みがかって濃い色が特徴。

実はすこし小ぶりですが、果肉はやわらかく搾ると果汁がたっぷり。通常の甘夏よりも少し甘みが強くて、ジュースもみずみずしいです。

ただ、苦みがない味なので通常の割り方だとキンミヤの後味が少し尖って感じられるかもしれません。普段よりも少し薄く作るとちょうどよさそうです。

こんな人向け:ミカンのアイスバーが好きな人

ジューンブライド

ジューンブライドって知らなかったんですけど、静岡県南伊豆の農家・山本剛さんのオリジナル品種なんだそうです。

果肉がたっぷりで、ジュースになるのではなく、果肉のままほろりと崩れるのでつぶつぶ食感がサワーのアクセントになっています。

甘さがほどよく、酸味・苦みも少ないので、穏やかな果実味とキンミヤの風味がいっぺんに楽しめました。

こんな人向け:珍しいもの・変わり種好きな人

バレンシアオレンジ

バレンシアオレンジというと、フロリダあたりで作られたものをイメージしますが、国内でも作られているんですね。

皮がつるっとしていて実が大きいアメリカ産と違って、こちらは小ぶり。ただ、果肉たっぷりですごくやわらかいです。サワーにすると、炭酸がきめ細かな泡になって、その泡の中にオレンジの爽やかな風味が主張します。

甘みが強く、酸味は他と比べても少なめ(温州みかんよりは強いです)。レモンとはちょっと違いますが、ジュースのようにオレンジサワーとして楽しむには良いと思いました。

こんな人向け:甘いオレンジジュースを瓶で買いたい人

柚子

おすすめ!

いろいろ試して、レモンサワーとの共通性や独特の香りが一番好きだったのが柚子です。

種が多く、実も小さいんですけど、少し垂らすだけでかなり味が強い!柚子らしい香りと、鋭いけどきつくはない酸味、ほのかな果汁がサワーにしても最高。

これは良いです。青実だったのが良かったのかな。11月にレモンが出荷されるまではヘビロテしたいと思います。

こんな人向け:全員に飲んでほしい

まとめ

いろんな柑橘系を試してみましたが、いろんな種類があってそれだけでも楽しかったです。

それぞれに味わいの違いや個性があって、サワーにした時の印象もひとつとして同じものがありません。また秋の柑橘系でも試してみたいと思います。

あ、柑橘系ではないけど、パッションフルーツ割もおすすめの飲み方です。

伊豆諸島とか奄美でやる飲み方らしいですが、ソーダ割りにパッションフルーツをくりぬいて入れるだけ。トロピカル風味に仕上がってクセになりますよ!